こんにちは、manotchです。DT1990PROMKⅡにはイヤーパッドが2タイプ付属してくるんですが音を変えて遊べるようです。写真左はDT1990PROMKⅡのデフォルトで付いているタイプで穴が多いです。

おまけに付いているのは写真右のような穴が少ないタイプです。

■イヤーパッド厚みと穴の秘密

このイヤーパッド、気が付いたんですが穴の数以外に厚みも違うようです。写真左が元々付いている穴の多いタイプで厚みがあります。おまけのイヤーパッドは厚みが薄いですね。

ヘッドホンにとって耳と振動板の空間(隙間の部分)はスピーカーに例えると箱の部分に相当するのかなと思いました。自作すると分かるんですが箱の部分が大きいスピーカーはゆったりとした鳴り方になります。実際、付け替えてみるとデフォルトのイヤーパッドの方が音がゆったりで空間が広く展開するように聴こえます。

一方、穴の少なくて厚みが薄い方が音の出方がダイレクトで一つ一つの音が近く聴こえます。穴が少なくなるのも効いているかもしれません。密閉のヘッドホンに近い音の出方に寄ってきます。

最初から装着されているイヤーパッドです。結構厚みがあります。

音が近いのは分析的とでもいうのでしょうか。DT990PROのような鳴り方に近くなります。まぁ耳と振動板の距離が近くなるのでそうなるんでしょうね。DT1990PROMKⅡのサイトを調べると穴の少ない方は『アナライズ』と記載があるようです。アナライズは『分析的』という意味でしょうね。この辺イヤーパッドで音の使い分けが出来そうです。私はDT1990PROMKⅡの方はゆったりと立体的に聞こえる音場の展開が気に入りましたのでとりあえずデフォルトのイヤーパッドで行こうと思います。

■DT990PROとイヤーパッドを比較する

そういえばDT990PROのイヤーパッドはどうなってんのかなーという事で外して比較してみます。左はDT990PROのイヤーパッド。右はDT1990PROMKⅡのおまけのイヤーパッドです。こうしてみると厚みが同じようです。DT990PROの『分析的』な音の鳴り方はイヤーパッドが薄く設計されているからかもしれませんね。ただし、穴数は多いので少し開放的に音が抜けるんじゃないでしょうか。

アレ?もしかしてDT990PROとDT1990PROMKⅡのイヤーパッドって互換性があるんじゃない?見た感じ同じサイズだし。

DT990PROも1年は使ったのでちょっとイヤーパッドがヘタってます。DT1990PROMKⅡのオマケのイヤーパッドに交換してみます。

交換している途中の写真です。左側の黒いイヤーパッドがDT1990PROMKⅡのおまけイヤーパッドです。

ここは予想通り純正のDT990PROのイヤーパッドよりさらに密閉的な鳴り方になって音が直接的に聞こえるようになります。んーどうしようかな。これはこれでいいんじゃないでしょうか。DT990PROのイヤーパッドはDT1990PROMKⅡのおまけイヤーパッドに新調する事にしました。有効活用できて良かったです。

■MOGAMI2893にリケーブルしてみる

さて、お次はヘッドホンケーブルのリケーブルに挑戦です。DT990PROはリケーブルできなかったのですがDT1990PROMKⅡはケーブルが着脱式でリケーブルが出来るんですよ。コレやって見たかったー!

そこで、My New Cable. MOGAMI2893 ヘッドフォンケーブルお迎えしました♪とりあえず有名どころでです。純正ケーブルと比較してみましょう。わくわく。

『嫁』Amazonから何か届いているわよ
『ワイ』何だろうね
『嫁』ケーブルって書いてあるけど(( ̄ー ̄)ニヤリ)

『ワイ』(音〇堂さん余計なことを~~)

さて、音はというとちょっと語弊があるかもしれませんが『これといった欠点が見当たらない。主張しない。嫌な音が出ない』です。もうちょっと個性的な所があってもいいかもしれませんがスタジオモニターのケーブルには良いかもしれませんね。純正のケーブルに戻してみると少し華やかさが増して嫌な音も出てこないので個人的には純正の方が好みです。あーコレ、他のケーブルも試してみたいなぁ。ケーブル沼スタートです(苦笑)

■BELDEN 88761にリケーブルしてみる

お次も有名どころでベルデンさんです。スピーカーケーブルでも使っているんですが88761というケーブルに変更してみましょう。88760もあるんですが太くて凄く硬いらしいのでもう少し細くてとりまわしが良いとされる88761の方にしてみました。

My New Cable. BELDEN 88761 ヘッドフォンケーブルおむかえしました!

『ワイ』おっ、Amazonから何か封筒が届いてる
『ワイ』ケーブルの文字が小さくなっている!
『ワイ』音〇堂さんGood Job!これなら分からない(( ̄ー ̄)ニヤリ)

さて、ケーブルですが見てみると確かに硬い。細い針金のようです。モガミさんと大分違いますね。フォロワーさんによると元々設備関係のタフな用途に使われていたようで頑丈だそうです。それで硬いのかな。音はというと元気でエネルギー感のある音です。中高音からクリアーでかっちりとした透明感のある綺麗さを感じました。

スピーカーケーブルでも思ったんですがベルデンのうみへび『9497』ですがこちらも硬いんですよね。メーカーの方針でしょうか。モガミさんに比べると音も主張があってコレはこれで面白いです。しかし、おやつは500円まで。リケーブルは2本まで。という事で一旦終了です。リケーブルはキリがない(苦笑)

購入したケーブルのコネクターの部分をちょっと分解してみました。ふーむ、こうなっているのか。これならケーブルの自作出来そうかな~。やっぱリケーブルは2本まで撤回!!(爆)

さて、次回ですがヘッドホンケーブルの自作に初挑戦です。お楽しみにー!

今日はここまでにします。最後までお読みいただきありがとうございました

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By manotch

■自己紹介 manotch まのっち ■職業 以前、オーディオメーカーで回路設計と音質チューニングにたずさわってきました。専門はオーディオ用パワーアンプ、AVアンプ、デジタルアンプ、スイッチング電源など。現在もエンジニアとして仕事をしています。 開発経験DC~110GHz。