こんにちは、manotchです。今日のお題はパソコンの必需品マウスです。

良いマウスとは何でしょうか?

私は個人的にカーソルの動きが正確なマウスが良いマウスだと考えています。正確にマウスポインタが思ったところに行かないとイラっときませんか?

そこで私がいつも試している『良いマウスを見分けるたった一つの方法』をご紹介したいと思います。

■くるくる回せ!

さて、皆さん。マウスを持ってパソコンの画面に向かってください。それでは画面のカーソルを見ながらマウスを丸い軌跡になるようにくるくる回してみましょう。動画を見てくださいね。(カーソルは分かりやすいよう巨大化しています)

くるくるくるくる・・・・。(10秒)

くるくるくるくる・・・・。(20秒)

・・・如何でしたでしょうか?

カーソルが自分の思った通りの中心位置からだんだんどこかにずれていかないでしょうか?くるくる回していてもマウスのカーソルの動きが正確だといくらマウスを回していてもカーソルが中心からずれていきません。カーソルがずれていくマウス、結構多かった記憶があります。

画面に登場するマウスはロジクールのM650というマウスですが、ご覧のようにマウスをくるくる回してもカーソルは上や下などにずれていかず、ずっと真ん中に位置したままです。(多少ずれていますがそれは私の手の動きがずれているからで、実際は思った場所でくるくる回っています)そういう訳で私はずっと以前からロジクールのマウスを使い続けています。

何でそんなにマウスの精度にこだわるかって?

それはドット絵など絵をパソコンで描くことを趣味にしていたからです。1ドットでもずれると絵の見え方が変わってしまいます。それで精度が重要になりました。

今ではどうか分かりませんが当時、このくるくるテストに合格できたのがロジクールのマウスだけでした。思った場所にピタッとカーソルが合う。当たり前の様で当り前じゃないことができるロジクールのマウス。あなたのマウスは如何でしたか?

ロジクールのマウスを使えばあなたの仕事も更にはかどるかもしれませんね。

■おまけ

と、ここまでロジクールのマウスを持ちあげましたがここから若干ディスりたいと思います。実はこちらが話したい本題だったり。

ロジクールマウス愛から来ていますので、ロジクールさん見ていたら改善して下さいね!

このマウス、静音タイプなんです。このモデルが出る前の静音じゃないタイプは2台持っていたので1台静音タイプも買ったんですけど問題が発生しました。6か月間くらい使っていたら左クリックがおかしくなったのです。

クリックしても時々何も反応がありません。最初は強く押したりして使っていましたがどうやら左クリックのスイッチがおかしいようです。ロジクールのマウスを使っていてこんなことは初めてでした。

そこで分解して修理することにしました。新しく購入しても良かったのですが簡単に治せるならそれに越したことはないですもんね。これも愛。

■分解してみよう

それでは分解してみましょう。分解すると修理は受け付けられなくなりますので自己責任でお願いします。まずは裏ブタを外してみました。

上に橙色の小さいスイッチが1個置いてありますがこれが交換用のスイッチになります。

ネジが見えますので専用工具をチョイスして外します。

こんなこともあろうかと準備しておいたぜ!

上蓋を外すとこんな感じです。ほこりが入っていたのでこの際、奇麗に払っておきましょう。

上蓋を裏から見たところです。なんて複雑なプラスチックの造形でしょう。意味不明なレベルまで凝っているように見えます。(誉め言葉)

基板を裏ブタから外したところです。左クリックのボタンは赤色の方ですね。ん?バッテリーの配線がありますね。針金を折り曲げた芸術のような造形です。写真1の所は電池のマイナスの部分、なんだこの配線の造形美は!?くっ、やるなロジクール!

そしてプラス側の配線は2から3にいって折れ曲がって電池のプラス側にコンタクト。うーん、凄い。これはたまらん!よくこんな折り曲げ出来ましたね。好きだわ、ロジクール。惚れ直したぜ。

そして畳みかけるようにこちら。内部の部品を固定しているプラスねじ。

頭の部分、薄すぎるでしょ!!これ出来ない。絶対できない!!!だって以前ネジ屋さんにこんな感じのカスタムネジ出来るか聞いたら断られたもん。頭の部分、つぶれちゃうでしょって。

日本の製造技術をもってしても出来なかったネジがここにある!

■スイッチ交換

興奮も冷めやらぬまま、はっと我に返って見るとそういえばスイッチを新品に交換するんだった!という事に気が付きました。写真のようにハンダ吸い取り線を使ってスルーホールに穴が出来るようにします。そしてスイッチをハンダ付けします。

ネジを取り付けて元に戻しましょう。

ちなみにスイッチはネットで検索して同等品をamazonさんで購入しました。20個931円。1個46円。半年に一回壊れたとすると10年間分ですね。これなら当分持ちそうです。

■最後に

そして動作テストします。

クリック、クリック、カチカチカチ。おー大丈夫そうです。

元に戻りましたー。パチパチパチ!

いやー、しかし凄かった。位置精度も凄いですが中身も意味不明なほど素敵でした。ありがとうロジクール!

今日はここまでにします。最後までお読みいただきありがとうございました!

アレ?

ココ、オーディオサイトじゃなかったっけ?

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By manotch

■自己紹介 manotch まのっち ■職業 以前、オーディオメーカーで回路設計と音質チューニングにたずさわってきました。専門はオーディオ用パワーアンプ、AVアンプ、デジタルアンプ、スイッチング電源など。現在もエンジニアとして仕事をしています。