こんにちは! manotchです。
前回はiphoneの音が思ったより悪かったのでどうしたもんか?というお話をしました。ここでその時のオーディオ構成を書きますね。iphone11pro–apple lightning dac–3.5mmヘッドホンジャック–Sennheiser HD555という構成です。
当時の音源はAmazon primeに入っていたのでAmazon musicでした。後からHD音源に変えましたがそれでもAmazon musicも聴いてみようかという事で色々な音楽を聞いてみることにしました。
聴いているうちに白いケーブルが気になってきました。最初はただのケーブルだと思っていたのですがどうやらDAC内蔵のケーブルという事がわかりました。
まあ、lightningcableが8pin端子でオーディオ出力がLeft,Right,GNDの3端子ですからそのままのアナログ接続ではないですよね・・・。
分解や修理でベトナムのサイトTinhteというサイトがあるのですが分解写真が公開されています。
DACのチップが実装されているようですがチップ部品が詰め込まれてますね。
基板ごと何か透明な接着剤でモールディングされているようです。あまり音にはよくなさそうですが。そこからはリード線がはんだ付けされてアナログ出力に接続されるようです。よくぞ詰め込んだという感じです。
ケーブルのDACがしょぼいかもしれないなと思いました。しょぼいというのは安価という意味ではなく電源がiphoneからとっているためヘッドホンを駆動するだけのドライブ力が足りないという意味です。ドライブ力というのはDACの出力についているであろうアナログアンプの出力段がヘッドホンの振動板を理想的に動かすだけのパワーがないというイメージです。
iphoneからlightningに接続される個所についてはデジタル信号の駆動なのでドライブ力は足りていそうな気がします。
DACのチップセットは38S00140 / A0MU1621 / TWという刻印があるそうですが
これだけでは分かりませんね。
HD555の公称インピーダンスは50オームですのでどれくらいの駆動電力がいるんだろ、ざっくりですが電源電圧3Vで0.06A流れるとすると0.18Wくらいは要りそうです。多分ですが全く足りてなさそうです。モバイル機器で電源もlightning直からとるとなると電流も流せなさそうなので仕方ないかも。
iPhoneのDACの音はいいのか悪いのか?PART1~6を総集編にまとめました。興味のある方はご覧くださいね。
今日はここまでにしたいと思います。