こんにちは、manotchです。前回の記事で訳の分からないオーディオグッツ大賞という事で純銅たわしをご紹介させていただきましたが、今回ご紹介させて頂きたい一品はコレ!
My Old Gear. あおなみ線スピーカー TOA 0.6W/8Ω 良い音です!
目次
■なぜ買った?オーディオグッツ大賞『TOA あおなみ線スピーカー』
スピーカー自体の出来はしっかりとした作りでとてもいいものです。あおなみ線のイベントで売っているのを見かけて買っちゃいました。てへっ。
葬送のフリーレン公式より 公式より買っちゃったときにどうぞという事で。
TOA製という事ですが、電車に使われていたのか丈夫な作りです。手に持った時の質感や重量感と言ったらたまらない!色使いもイイ感じです。レンジは狭いですが音がチープではないんですよね。ちなみに300Bの真空管アンプで鳴らしました。あ、TOAさんの公式から良いねがついてる。
問題はですねー『何で買ったのか?』です。何に使うんだろ(汗)2個買ってステレオで鳴らすようにすればよかった・・。←そこ?!
■KEYSTONE製 バッテリーケース紹介
さて、音のいいバッテリーケースは無いかという事でフォロワーさんに教えて頂いたKEYSTONEのバッテリーケースを購入してみました。武骨でカッコいい!そこに痺れる、あこがれるぅ!※『ジョジョの奇妙な冒険』第一部風に。
購入方法ですが、amazonさんの取り扱いは無くDIGIKEYで買いました。アメリカからの輸入になるようです。送料が2,000円とお高い。ケース自体は1,300円ほどです。予備など考えて2つ購入。
バネ接点はなく圧入する感じで電池を入れます。大分ケースがたわみます。バッテリーケースでよく使われているマイナス側のうずまきバネの抵抗が1個0.4Ωもあるらしいのですがばねが無いのでロスが少ないです。
通常の乾電池と比べてニッケル水素充電池が微妙に大きいのでたわむようです。普通のアルカリ単三電池を入れてみると確かにニッケル水素充電池の方がたわみが大きい!
若干内側に倒れて電池を抑え込んでるホルダー両側部分を手でグイっと広げて調整するとマシになるようです。しかし、曲げるとバネの圧力が下がってしまうかもしれませんのでそのままで使う事にしました。
これ以上のバッテリーケースとなるともう自分で作るしかないですね。うーん、作ろうかなー。面白そうです。
■バッテリーケースの性能を測定する
今回作成した単三水素充電池のバッテリーケースですが内部抵抗はバッテリー1本あたり41mΩ、リード線長は約20センチ、出力にOSコン1000uF×3パラです。
うずまきバネが無いので抵抗のロスが小さく、レギュレーションが良いですね。 WiiMProの電源の急な負荷変動に対してもリップルは小さく安定しているようです。動画をアップしておきます。以前録画したリップルの動画に比べて大分改善していますね。
中々良さそうなのでKEYSTONEのバッテリーケースを並列接続で聴いてみます。
高域出るかなと思ったら予想に反して中低域の方がしっかししてきて余裕が出てきた感じです。並列接続は伸びしろがあるかもしれませんね。 不測の事態でショートするのが怖かったのでビニールのパックに入れておきます。
『嫁』それ何?
『ワイ』バッテリーを並列にしているんだ
『嫁』爆発するんじゃない?
『ワイ』しないよ。PANASONICだし。(たぶん)
並列接続だと電流が逆に流れるのでは?というご指摘もありました。
その辺は少し気になりますが、今のところ特に対策してません。電圧は0.1Vくらい違いましたので電流が若干均等に流れないかもしれません。まー色々やって見て何かおかしければ直せばいいと思います。
このパナソニックの水素充電池(エネループ)ですが、時々電圧を測定していたんですが個々のバッテリーの電圧が非常に揃っていることに気が付きました。1.335V,1337V,1.334V・・・ってな感じです。他のメーカーは見ていませんが優秀な感じがします。
個人的な見解ですが充電池はやっぱり信頼性が一番です。PANASONIC(どちらかというと開発した三洋の功績でしょうか)だと実績もありますし、充電器も純正という事で安心感があります。もちろん特性が良くて音も良ければ最高ですね。
単三電池は単一に比べるとコスパは圧倒的に良いです。サイズも小さいし。まずは私も試してみよう!という方は単三の方をお勧めしておきます。
■おまけ。遊びでオイルコンデンサを付ける
ちょっと遊びでバッテリー電源にオイルコンデンサを繋げてみます。 SCUD製オイルコンデンサ0.047uF/630Vという仕様ですがギターなどに使用するようです。結構小容量です。コレ音に効くのかなぁ。オイルコンデンサは音が艶やかという説もあるようです。
以前は秋葉原なんかでは結構売っていた記憶がありますが、最近は部品屋が少なくなったそうでこれからは調達自体が難しくなりそうです。
音はというと予想に反してシンバルとかシャカシャカした感じですが一種のスパイス的な魅力があって悪くはないと思います。しかし、どうしてそうなるかは良く分からない領域です。試しにシミュレーションしてみると確かに10KHz以上といった高域でインピーダンスは下がりそうです。さぁ、コンデンサ沼の始まりですよー。(適当なところでやめよっと)
■超ローノイズ電源は必要か。総括
必要です。誰が何と言おうとも!(苦笑)
バッテリー電源の栄養分をたっぷり補給しましたので、manotch的には当面大丈夫かと思います。やっぱり単三電池8本ともなると結構充電が大変です。しかし、音はとても良くて安価に1ランクも2ランクも音をグレードアップできるアプローチだと思います。一応目安としてどんなことを考慮して電源周りの設計を行えば良いかも少しコメントさせていただきました。
ルーター、ハブやデジタルオーディオ機器などのバッテリー電源を試している方も多いようです。上流の電源の超ローノイズ化ですがこれからのオーディオの開発テーマになるでしょうね。ハイエンドオーディオでも取り入れられている手法ですし、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
また、超ローノイズ電源モジュールLT3045も電圧が合わないオーディオ機器や、スイッチング電源後段の定電圧化による低ノイズ化などに十分使えると思います。なるべく誰でも作れるように解説も入れてみました。参考になれば幸いです。
今日はここまでにします。最後までお読みいただきありがとうございました。
オイルコンデンサですがAmazonでも一応売っていました。が、余り品種がないようです。
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