FX-AUDIOさんから借用中のTUBE05Jですが今週期限が切れますのでレビュー最終回です。今回はTUBE05Jの使いこなしを考えてみよう。です。
目次
■TUBE05Jのプリアウト出力を使ってスピーカーを聴いてみる
TUBE05Jのいい所ですがRCA端子のプリアウト出力(LINE OUT)が付いていてLINE OUTからパワーアンプを接続してスピーカーで聴く事が出来るんですよね。これって結構便利じゃないでしょうか。ヘッドホンで聴く事も出来ますし、デスクトップでミニマムなオーディオが構築できそうです。
左側にある横長の箱のような機器がカーオーディオ用のパワーアンプ、harman kardon CA215です。12VのACアダプターを接続して鳴らすようにしてみました。これくらいのサイズでデスクトップオーディオを組めると場所を取らないのでいいですね。
写真は300B真空管パワーアンプを置いての比較です。オブジェとしてはカッコいいですがスペースを取るので置けないですね。(以前は置いていましたが・・)これからはコンパクトなオーディオアンプが求められるんじゃないでしょうか。ミニコンポという手もありますがまだまだ大きいかなぁ。
というわけで、ブックシェルフタイプのスピーカーKEF IQ30を置いてみました。このサイズでも結構大きいです。ぎりぎりおける限界かな。
『CA215さん』さあ、manotch。FX-AUDIOさんのTUBE05Jで早い所鳴らして頂戴!
『CA215さん』harman kardon CA215の擬人化です。ちょっと命令口調の多い方です。
『manotch』はいはい。ちょっと待ってくださいよー
もう一台のフルレンジスピーカーのFOSTEX FE83NV2を接続してみました。これくらいのサイズがいいですね。
■脱線。例のブツが届いてしまった!
さて、ここで脱線です。宅配から何かが届きました。
『manotch』・・・・!
My New LPレコード。ぼっち・ざ・ろっく、お迎えしました!やっちまったー。
何をやっちまったかというと。
間違えて2枚頼んじゃったー。(爆発)
昨年大ヒットしたアルバムだし。リファレンス曲の一つで聴いていたのでジャケ買いという事でシャレで1枚買ってみようとしたのですが、アニプレックスさんのホームページから注文したところ何の反応もなかったので、おかしいなー、もう一回押してみようと注文ボタンを押したところ何とダブって発注されてしまったようです。アマゾンさんから購入すればよかった。キャンセル効くので・・・。
アニプレックスさんに1枚キャンセルできないか確認しましたがダメだそうで結局2枚も買うはめに。しかも、その後嫁に見つかってバトル勃発・・・・・・・・・・・・・・。(汗)
さらに言うならばレコードプレーヤー持っていません!(大爆発)
『CA215さん』・・・アホね。
■TUBE05Jとぼっち・ざ・ろっく!LPジャケットを並べて投稿。
こうなったら、ブログに投稿してみようという事でなるべくカッコよくTUBE05Jとジャケットを並べて撮影してみました。はい、こちら!
う、うーーん。1枚ではインパクトが足りないかな。じゃぁ2枚並べてと。
『CA215さん』で、並べている所を嫁さんに見つかったらどうするの?
『manotch』むぅ、やっぱり撤収しよう。面倒なことになりそうだ。
こうなったらレコードプレーヤー購入していつか聴いて見たいですね!レコードプレーヤーは以前破棄してしまったので。
LPレコードですが重量盤ということで結構重く感じます。良い音しそうだなー。
■スピーカーKEF IQ30とFE83NV2とでTUBE-05Jをプリに使ったらどうなる?
以前、BGMERさんのフリー音源『おひさまハミング』をiPhoneで録音してみたので今回も試しにIQ30やFE83NV2で鳴らしてみます。1分半~2分程度の録音ですが前半のディスプレーにRCAと表示されているのが真空管パスモード(半導体アンプ)で後半ディスプレーにTUBEと表示されているのが真空管モードです。
iPhoneのマイクと録音系で半導体アンプと真空管アンプの差がわかるといいんですが。マイクの性能とか考えると難しいような気もします。良い録音器ほしいなー。
続いてFOXTEXのフルレンジスピーカーFE83NV2です。こちらの方が分かるかな。ピアノの響きとかさらっとした艶やかさが乗ってきている感じです。歪んだ感じがあまりないです。これは12AU7の持ち味でしょうか。それと電源ONから十数秒で音が安定していく感じがありますね。
スピーカーでリスニングするときリモコンは便利です。真空管アンプモードと半導体アンプモードの切り替えやその他トーンコントロールがBASSとTREBELEで±10dBと結構大きく変更する事が出来ます。
■ACアダプターに電源強化アイテムを接続して聴いて見る
TUBE-05Jの使いこなしとして後はFX-AUDIOさんからリリースされている電源強化アイテム、Petit SusieとPetit TankをTUBE-05Jに接続して効果を確認してみたいと思います。以前ACアダプターから出ているスイッチングノイズが音に影響していることが分かりましたのでアレコレ試している内に見つけたアイテムですが手軽に音変できる良いアイテムだと思います。
その時の電源強化とノイズ対策についての記事は下記に纏めてありますので興味がある方はご覧くださいね。
接続ですが、TUBE-05JのACアダプターが接続されているDC12Vのコネクターの箇所にPetit SusieとPetit Tankを挿入しています。接続前はこんな感じでACアダプターはTUBE-05Jに直接挿入していますが・・。
挿入後はこんな感じです。
Petit Tankはスタンダードな電解コンデンサを使用したタイプと [Limited Edition]といって固体コンデンサを使用したタイプがあるのですがPetit Tank [Limited Edition]の方が好みの音だったのでこちらを接続しています。
音変効果としては低音に瞬発力が出るの艶やかさが出ることでしょうか。音が奇麗ですがちょっとソリッドな感じもありますね。エージングで良くなるのかな。価格もリーズナブルだと思いますのでかなりお勧めできると思います。
■総括
3回にわたってTUBE-05Jのレビューをお届けしましたが如何でしたでしょうか。デザイン面と高音質パーツによる音質の強化などあって魅力的なモデルになっていると思います。うー、欲しい欲しい。(以下無限ループ)しかし借りものだし一度返さねば。残念。
さて、今後FX-AUDIOさんは高級路線に進むのでしょうか。
丁度K7の横に置いて良い感じのサイズです。
個人的にはエントリークラスの真空管ヘッドホンアンプと3~5万円台くらいの中堅機のような位置づけのモデルがあったらなーと思いました。真空管ヘッドホンアンプって意外と3~5万といったクラスのモデルは少ない気がします。例えば、バランス回路を搭載するとか、ACアダプターでなく電源は内蔵といったところでしょうか。音質対策部品なども面白そうだしどうなるんでしょうね。期待したいです。
今日はここまでにします。最後までお読みいただきありがとうございました。
ブログランキングに参加しました。ポチっと押して応援してくださいね。
にほんブログ村