こんにちは、manotchです。最近、ヘッドホンで聞く事が多かったのでスピーカーでも聴きたくなりました。そこでFOSTEX FF85WKを購入して聴いて見ることに。自作スピーカー研究3日目スタートです!

■自作スピーカーのユニットを交換する
さて、真空管ヘッドホンアンプを何台か所有しているのですが真空管ヘッドホンアンプの世界には『球転がし』という言葉があります。『球』は真空管の事で『球転がし』とは真空管を変更して音の変化を自分好みにしたりして楽しむことを指すわけですが、実際やってみると面白くてキリがない(苦笑)

こちらは以前レビューしたFX-AUDIO TUBE-05J真空管ヘッドホンアンプです。

入力段の真空管です。6J1北京仕様。交換するため筐体から外したところです。
スピーカーユニットにもそういう『ユニット転がし』という言葉があるか分かりませんがスピーカーのユニットを交換したら音がどうなるか試してみたいと思います!
まぁ、『球転がし』と違ってスピーカーボックスはユニットごとに設計が異なると思いますので最適な音にはならないかもしれません。
でも、いいんです。この『今さら恥ずかしくて公開できない自作スピーカー研究』シリーズ、ちょっと普通やらないような恥ずかしい実験が目白押し!でも結構面白い!
■FOSTEX FF85WK購入
フォステクスさんというと自作スピーカーと言えばココというようなイメージがあるのですが最近は色々なメーカーさんがあってどのスピーカーユニットを購入したらよいか迷いますね。
しかし、今回は以前作成したスピーカーボックスに合うユニットという事でFF85WKを選択しました。8CMのフルレンジユニットです。後、バスレフ向きという所が良さそうに思いました。取り付けようとしているスピーカーボックスはバスレフタイプなのです。

スピーカーユニット届きました!ジャーン(満面の笑み)。このスピーカーユニットを箱から取り出す瞬間ってスピーカー自作ラブな方なら分かるでしょう。ワクワクしますね。どんなユニットなんでしょう。楽しみです!

表はこんな感じ。コーン紙とエッジの張り合わせもぴったりで綺麗な仕上がりです。

裏はこんな感じ。リブのような構造がありますが補強の為でしょうか。ごっつい!小型ユニットですが迫力がありますね。
カタログを見ていると面白い文面発見。
~ FF-WKシリーズのコーン紙表面の色調は、備長炭によるものであり染料は使用していません。そのため、コーン紙表面の色調は個々に異なります~
和紙の世界?(笑)オリジナルは世界に一つしかないという事でしょうか。後は下記のあたり。
【リッジドーム形状アルミ合金センターキャップ/メカニカル2Way構造】
アルミ合金をリッジドーム形状に成形したセンターキャップを採用。センターキャップに縦にスジのような感じで入っています。これがリッジドームというようですね。猫の目みたい。

参考までに各サイズのスペックをまとめてみました。緑セルが8cmのユニットです。バスレフ専用って所が気に入ったところ。mo/Qo 2.0g/0.55あたりがバスレフに適しているという事でしょうか。再生周波数帯域って28KHzまで出ているんですね。この辺は小口径の8cmフルレンジユニットのメリットでしょうか。

価格はAmazon調べです。楽天やyahooより安価です。


しかし、スピーカーユニットって見ているだけで楽しいですねー。
■マグネットが強力だった
マグネットが強力そうなんで、実験です。ユニットを近づけると磁力で反発して他のユニットが逃げる(笑)
■裸ユニットで聴いてみよう
スピーカーユニット買ったらすぐ音聴きたいですよね。 という訳で早速、iPhone⇒bluetooth⇒デジタルアンプ⇒FOSTEX85WK(裸)で鳴らしてみます。 私はスピーカーユニットを買うと暫く裸で聴いて見ることにしています。箱鳴りがない分、性格が分かりやすいような気がするんですよね。

むぅ、机に直に置くと背面で音が反射するようです。試しに木片を置いてスピーカーを浮かすと大分音の印象が変わりますね。
裸スピーカーですが、聴く場所によって音がすごく変わります。横から聴くとスピーカーから出る音が打ち消され変な感じの音になりました。次の動画をご覧ください。今度は再生系を良くするように変更しています。
ちょっと音質良くなっているように聴こえませんか?iPhone⇒bluetooth⇒デジタルアンプからPC⇒K9AKM DAC AMP出力⇒有線⇒デジタルアンプに変更しています。こもり感が良くなっていますね。
■FE83NV2と比較する
FOSTEX FF85WKですが、FE83NV2との違いは何か?ということで自作の箱からFE83NV2を出して並べてみました。私はFOSTEXのフルレンジというとFE系を思い浮かべるのですが皆さんは如何でしょうか。
エッジがウレタンに対して布、センターキャップがメタルに対して紙・・全然違いますね。
どちらも突き詰めた結果なんでしょう。

こちらの写真はFE83NV2です。

以前、FE83NV2に小さいバッフル板を付けて音を聴いたときの様子です。こんな小さいバッフル板でもずいぶん音の出方が変わった記憶があります。(今さら恥ずかしくて公開できない自作スピーカー研究1日目、2日目を見てね)
こちらは一日目
次に二日目
今日はここまでにします。最後までお読みいただきありがとうございました。


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