こんにちは、manotchです。ネットワークストリーマー、WiiM Ultraを導入してから1週間ほどたちました。いつもはファーストインプレッションで音の感想を記事にすることが多いですが今回は見送ってました。理由ははい、こちら!
■LANスイッチ分解。超楽しーーー!!(脱線)

写真はYAMAHA SWX2210-8G、8ポートLANスイッチ分解中です!
LANスイッチをバッテリー駆動にして音を聴けそうだったので改造しています。超たのしーーー!!

YAMAHA LANスイッチですが見えないところまできっちり作りこんでいて好印象。パターンも表裏見ましたが45度配線をうまく使っていてファンタスティックです。見ている人余りいないと思いますけど(汗)音質も伸びしろが期待できそうです。これはやりがいあるなー。機会があれば別途記事にしていきたいと思います。
いつものように脱線。すまん!
■WiiM Ultra 音のファーストインプレッション
さて、WiiM Ultraに話を戻します。音出しでちょこっと聴いていますがファーストインプレッション書かないのもアレなんで、どんな感じの音だったか記事にしておきたいと思います。気になる方は多いでしょうから。まだまだ変わるだろうし、良くなるポテンシャルがありそうですけどね。
接続はWiiM Ultaraをネットワークトランスポートにして同軸出力をFiiO K9AKM DACアンプに繋いで聴くというものです。WiiM Proの時と同じです。以前の結果が良かったので多分これが良さそうという事でやってみました。

上流のルーターとLANスイッチがバッテリー電源というちょっとやりすぎ感のある接続ですが音は静寂感が出て中々良いです。WiiM Proも同じように接続して比較してみます。下記のようになります。

WiiM Ultraのファーストインプレッションですが、ローが出て解像度が上がっている。です。
低音の出方がしっかりしてベースにも躍動感と切れがあります。ボーカルもはっきり歌っているなぁと思いました。低音スキーなので最初の音出しから低音の出方が良くて良かったです。後は中高音から少し音が眠たいというか丸っこいという感じがあってそこはちょっと気になりました。なんでかなぁ。
こういった類のファーストインプレッションって後で配線などを検討している内に良くなったりして変わることも多いです。なので、ほんの参考程度にしてくださいね。

WiiM Proはどうだったかというと、解像度とか高音質で聴かせてやろうという感じではなくふわっと一体になって音が出てくるように思いました。サブスクを気軽に聴くにはもってこいだと思いました。
ただ、聴いた感じ電源周りは弱そうでこの辺は価格相応かなぁというインプレッションです。

WiiM Ultraですがその辺を強化してきたのかと思いました。電源周りが手厚くなっているかもしれません。AC100V入力なので電源は内蔵方式のようです。この方式のいい所は電源が回路と近く音質的には有利なところです。WiiM Proは電源が外付けなのでどうしても距離が遠くなり回路的には不利になると思います。後は何でしょうね。筐体の差なんかも効いているかもしれません。
パワーアンプでは経験しているのですがしっかりした筐体だと音もしっかりして低音も楽に出る感じがありました。基板とか回路は同じような構成だったのですが上級機では電源周りとかシャーシにもお金をかけられるのでそういう所でも変わってくるようです。
ところがです。WiiM Proって元々USB5V系のスイッチング電源を使用しているのですがここをニッケル水素電池にして供給すると音が良くなって大分印象が変わってきます。

以前検討した音の良い電池ボックスと固体コンデンサの組み合わせによる電源供給にすると音に静寂さが出て低音も出るようになってきます。後は外付け電源なので定数を変更して音変で遊べる所が良いですね。
こういった対策をすることで音に透明感や伸びやかさなどが出てきます。WiiM Ultraとはまた違った感じです。試しに電源をUSB5Vの純正スイッチング電源に戻してみます。少しざわつきが出て音もにぎやかになるのですがノイズ感が出てくるように思います。ここは少し引っ掛かります。

WiiM ProとWiiM Ultraを比較すると超えられない壁があるという感じではなく、低音強化とか音の出方とかをしっかりするといったブラッシュアップ的な音質改善を行ってきたという印象です。
以前、DACアンプのFiiO K7からK9AKMにステップアップしたのですがその時は今まで聞こえなかった音が聴こえるようになったり、音場の広がりといった壁を一つ乗り越えたような感があったのですがそういうのとは違っているように思います。この時はDACのチップセットが変わったりしたのが大きかったかもしれません。あーでもこの時もK7が外部電源(スイッチング電源)からK9AKMが内蔵電源(リニア電源)という違いがあったのでその辺も音の差が出た要因かもしれません。

この写真は以前分解したFiiO K7 とK9AKMの内部のようすです。K7は電源が無いのでその分小型化出来ていますね。
さて、今回の記事は大体の接続系あらましと音のファーストインプレッションをお届けしました。次回はアプリの設定とか操作性あたりでしょうか。

今日はここまでにします。最後までお読みいただきありがとうございました。



『エントリー編』ネットワークオーディオにチャレンジ開始。ハブやLANケーブルを新調したり。
『二重ルーター+VLAN編』いよいよ音質改善にチャレンジ。ネットワークオーディオ沼PART6~10の総集編です。
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