前回は擬人化手前で眠くなったので恒例の擬人化からです。さて、イヤホンEA-HF1ですが・・・。この写真がどのようになるかというと。

※EA-HF1のレビュー記事をまとめました!擬人化イラストや実験、音のインプレッションや使いこなしなど盛りだくさん!https://audiocolumn.com/ashidavox/2534/

こんな感じになりました。

■EA-HF1さん擬人化

『manotch』最近、擬人化に一番時間がかかっているような気がする。(汗)
『ie100子』背景の、【我】と【道】の字は何なの?
『manotch』我が道を行くの略かな。作り手のポリシーを感じたから。
『ie100子』帽子がハウジングのデザインなのね。
『EA-HF1さん』manotchさん、フィールドテストして見たら如何でしょう。私も問題があればチェックしたいです。
『ie100子』フィールドテスト?
『manotch』フィールドテストはオーディオ機器などで屋外で使用する場合は持ち出して使用感を調べるテストの事なんだ。イヤホンだから携帯とかDAPとかと組み合わせて歩いたりして問題点を洗い出したりしてレビューするときの参考にする必要があるかな。
『ie100子』へぇー、真面目なんですね。じゃあ、私家で待ってるわね。zzz(ぐー)
『manotch』エントリークラスモデルのライバルになるかもしれないよ。・・・って寝てるし!


■散歩に持ち出した使用感

EA-HF1はsennheiser ie100proなどのようにシュア掛けを想定してるイヤホンではなさそうですのでまずは普通に装着して装着感を見てみます。iPhone11proからFiiO KA3 USB DACを経由して接続して見ます。最初に聴いたFiiO K7に比べると低音モリモリ感がへってバランスが低音多めに変化してきます。その為、EA-HF1はある程度ドライブ力が高いアンプの方が低音モリモリ感が出せる様です。それでも低音が出るモデルですけどね。

イヤホンを普通の掛けるとマスクの紐あたりが干渉してぼそぼそタッチノイズが出ますね。結構気になります。そのため掛け方はマスクをしないで家の中で聴くことをお勧めします。

散歩中、家の近くで発見したかたつむりです。この辺では珍しいです。絶滅したかと思っていました。

タッチノイズは気になるのですが音自体は聴き取りやすく歩いている時の周りの騒音で低音も出なくなるといった感も少ないので音自体の出方はなかなか良いのですがいかんせんタッチノイズが気になる状態でずっと使い続けるのもどうかと思いましたのでシュア掛けできないかとテストして見ました。

■シュア掛けで聴いて見る

シュア掛けといってもie100proシリーズのようにシュア掛け用のフックがあるわけではないので耳にくるっと引っかけて聴いて見ます。こうするとタッチノイズはだいぶ減って耳元でぼそぼそいうことがなくなりました。これで良いかというとまだそうでもなく、どうも耳の装着しているイヤーピースがしっかりはまらないようで私の場合、少しベストポジションから外れてしまうようです。冒頭の方でお話ししたイヤーピースの装着が位置出しが難しいというところが出る様です。あれこれ試しているうちに、普通に引っかけておいてそこからくるっと回してシュア掛けすると音も元々の通りで、タッチノイズも良くなってきました。これなら聞けそうです。しかし、フックとかで耳に固定するわけではないのであまり動くとズレたりしそうでした。この辺はシュア掛けの対応をしているie100proなどシリーズに比べるとデメリットに思いました。

■イヤーピースをspinfit W1に変更してみる

装着しているイヤーピースが耳に合わないのかもしれません。純正のイヤーピースですが今装着しているイヤーピースが一番大きいタイプでこれが標準で最初についていました。その為、変更しても効果がなさそうです。そこで以前ie100proを購入した時、フォロワーさんに教えていただいたspinfit W1に変更して見ることにしました。ie100proとspinfit W1のコンビは私は好みで純正からずっと付け替えています。元々モニター寄りのie100proでしたがspinfit W1に換装してからは音に柔らかみが出て情報量が増えた感じがします。これはどういう効果なんでしょうね。

さて、EA-HF1とspinfit W1の組み合わせはどうでしょう。こちらの方が装着感はぴったりする感じでつけていて安定感があります。ポジションによる音の変化もクリティカルさがなくなりとりあえず、ずぼっと入れれば安定して音が出るようになりました。こちらの方が遮音性が高いのか持ち味の低音も分厚くなった感じです。中高音にかけては柔らかく刺激音の少ない感じです。ここは元々のEA-HF1の持ち味が生きるような気がしました。という訳でイヤーピースは交換してみるといった手で現在より装着感など改善できそうです。

純正のイヤーピースです。L,M,Sと3サイズ付属されていますが、最初に装着されているのはLタイプです。

ie300とハウジング部を並べてみました。ie300のイヤーピースがハマるスロート部分の直径は5.8mm、EA-HF1は6mmで0.2mm大きいです。その為、イヤーピースをハメるときかなり力を入れる必要があります。ハメるとしっかりはまりますね。この0.2mmの違いは大きいようです。

■イヤーピースをwinfit W1に変更して再びフィールドテストする

公園のベンチでパシャりました。断言しよう!EA-HF1にspinfit W1を換装してそれを今日ベンチでパシャっている人を見つけたらそれはmanotchだ。

『manotch』そういえばie100proを使っているとき思ったんだけどドライバー径が大きいと鳴りっぷりが良くなる気がする。以前、スピーカーを自作していた時、口径が8cm、10cm、16cm、20cmと大きくなるにつれて鳴りっぷりが良くなって音に説得力が出てきた記憶がある。
『EA-HF1さん』そういっていただけると嬉しいです。spinfit W1に換装した感じはどうでしょう。
『manotch』やっぱり低音に圧がある感じ。力強いね。鼓膜が振動するー。後は外を歩きながら音を聴いていても中高音が聴き取りやすい。この辺は何かノウハウがあるのかな。spinfit W1はie100pro専用になっていたけどもう一セットと何か購入しようかなぁ。遊べそうだ。

今日はここまでにします。最後までお読みいただきありがとうございました。

※EA-HF1のレビュー記事をまとめました!擬人化イラストや実験、音のインプレッションや使いこなしなど盛りだくさん!https://audiocolumn.com/ashidavox/2534/

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By manotch

■自己紹介 manotch まのっち ■職業 以前、オーディオメーカーで回路設計と音質チューニングにたずさわってきました。専門はオーディオ用パワーアンプ、AVアンプ、デジタルアンプ、スイッチング電源など。現在もエンジニアとして仕事をしています。 開発経験DC~110GHz。