DT990PROのイヤーパッドが取れないと言っていましたが、引っ張ったら普通に取れました。取説を見たらちゃんと取り方が書いてありました。

■イヤーパッドを外して見る

イヤーパッドを取ったところです。イヤーパッドをつけるには取り外したのと逆に外周にあるリング状の淵をハウジングに引っかけるようにしてぐるりと一周ハメる必要があります。交換用のパッドが売られていますが・・・しかし、結構高い!インクジェットプリンターのカートリッジのイメージです!今の所新品なので購入はまだしないでおきましょう。ただ、ブラックとか色違いのパッドが売っているので交換してデザインを変えて楽しむという手もありますね。

取説ですが英語ですが絵を見ればなんとなくわかると思います。

■DT990PRO擬人化!

beyerdynamic DT990PRO擬人化の件について。
『manotch』2案出てきた。
『Mr.DT990PRO』渋いおっさんと・・・なんだ?このお気楽なおっさんは!!〇-イヤホンさんのキャラクターのノリに近くないか??

DT990PRO擬人化 案1!伝説のロックバンドの髪型を参考にしてみた。

DT990PRO擬人化 案2! 方向性を間違えた伝説のロックバンドをイメージした。

『Mr.DT990PRO』擬人化なんだが、可愛い女の子じゃないんだな。
『manotch』そりゃそうでしょ。ロングセラーなんだし、渋いおっさん方面が良いかと。 『Mr.DT990PRO』おぉ、そうだな。じゃぁいつもの奴頼む!
『manotch』いつもの奴って?分からないんだけど。
『Mr.DT990PRO』アートペッパーミーツ・ザ・リズムセクション。ユード・ビー・ソーナイス・カム・トゥ・カム・トゥ。一日1時間は何か再生してくれよな!じゃないと調子が出ないんだ。
『manotch』はいはい、ちょっと待ってよ。
『Mr.DT990PRO』できればCDで真空管録音の奴がいいな。
『manotc』えっ、あれどこ行ったかなぁ。というよりCDプレイヤー今無いし!ロックな性格でジャズ好き? ・・・おっ?アートペッパー良いね!
『CA215さん』なんだかんだで意気投合したわね。

■ヘッドホンバンドを外して見る!

ヘッドホンバンドですがDT990PROはホックが何か所かあるのでそれを全て外せば上部のバンドが取れます。純正のヘッドホンバンドはどうやって購入するんでしょう。調査してみましたが分かりませんでした。サードパーティーなら見つかりましたが・・・。自分で革を買って巻いたらカッコ良さそう!

■USB DAC FiiO KA3と組み合わせて聴いて見る

比較的ローコストで手に入る良い音の環境という事でiPhone11proからUSB DAC FiiO KA3を経由してDT990PROに接続して聴いて見ることにしました。DT990PROはインピーダンスが250Ωという事でUSB DACの出力電圧ではちょっとドライブ力不足かもしれないと思っていました。KA3の実測結果では1.5Vppくらい出ていたと思いますがガンガンは鳴らないかな。・・・と思ったらアレっ?最大音量は確かにうるさいほどは出ないのですが結構鳴りっぷりがいいです。これはどういうことなんでしょう。

結束バンドの『星座になれたら』を聴いて見ます。フォロワーさんの話では独自のこのヘッドホンでしか聴けない音が出るということですが同感ですね。色々な曲を聴いていくと、あーこのヘッドホンはこういう鳴り方をするんだと音楽を再発見するようなイメージです。例えば星座になれたらの場合ではギターのフレーズの指使いとか今までは気にならなかったフレーズがこんな風に弾いていたんだ。というような発見があります。これは聴いていて楽しい。それからKA3のようなローパワーのUSB DACでもそれなりに鳴ってしまうのはレスポンスが良く反応速度が高いからではと思いました。


↓組み合わせて聴いたFiiO KA3です。

フィーオ
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■仕様を確認してみよう

■形式:オープン型
■周波数特性:5~35,000Hz
■感度:96dB
■インピーダンス:250Ω
■コード:カールケーブル、3m(引き伸ばし時)
■プラグ:3.5mm(ミニ)、6.3mm(標準)アダプター付属
■質量:250g(ケーブル、コネクターを含まず)
■付属:キャリングポーチ、6.3mmステレオ標準変換アダプター

インピーダンスが250Ωで高めのヘッドホンですのでどうかなと思っていましたがKA3のようなUSB DACで鳴るのが嬉しい誤算でした。これだとシンプルな組み合わせで行けますね。お勧めできます。それからDT990PROは高音がシャープなので組み合わせる機器によってはサ行が気になるかもしれませんがKA3のようなUSB DACではドライブ力がそこそこなので逆に適当にウェットになって聴きやすくなるようです。こういう組み合わせで音をコントロールする方法もあるんですね。これは参考になりました。

『Mr.DT990PRO』どんな機器と組み合わせても鳴らすのが使命だ。

『Mr.DT990PRO』そしてどんな音楽でも鳴らすのが私の本業。

『Mr.DT990PRO』・・・ちょっと待て!グラフィックがセリフとあっていないぞ!!

『manotch』間違えた。せっかく描いたのにもったいないなー。

■真空管ヘッドホンアンプKORG HA-Sを入れて聴いて見る

USB DACですともう少し音量を上げたいとか低音に力不足を感じるときがあるかもしれません。その時にはヘッドホンアンプを介してヘッドホンに繋いでみましょう。

HA-Sは単三電池×2本が電源の真空管ヘッドホンアンプです。初段の増幅が真空管で次段がオペアンプ駆動ですがオーディオ用に開発されたオペアンプのMUSEがおごられていて豪華な仕様です。静寂さが出て残響音やホールの広がりといった音場表現がいいですね。バッテリー駆動という事で電源のノイズが極小のせいか小さい音も聞き取れるのでSN感に優れています。

面白いのはHA-Sの真空管で普通はガラスの円筒型の真空管を思い浮かべると思いますがこれは平面型で薄く小型に出来るのが特徴のようです。蛍光表示管の技術を応用したとかで内部は青色に点灯します。これはカッコいいですね。HA-Sの欠点は電池駆動なので電源を切り忘れるとバッテリーが無くなることですね。これは何とかしたいですが今の所、何ともならないです。

DT990PROですが割とどんなアンプとの組み合わせでも自分の音でそれなりに鳴る個性を持っているように思いました。

今日はここまでにしたいと思います。最後までお読みいただきありがとうございました!

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By manotch

■自己紹介 manotch まのっち ■職業 以前、オーディオメーカーで回路設計と音質チューニングにたずさわってきました。専門はオーディオ用パワーアンプ、AVアンプ、デジタルアンプ、スイッチング電源など。現在もエンジニアとして仕事をしています。