さて、オーディオを再開して1年余りになりました。ここまでイヤホンやヘッドホンでサブスクを楽しんできましたが先週からはサブスクに加えCDでも久しぶりに聴いて見ようかなーという事でCDを引っ張り出してきました。サブスクは色々な曲が聞けていいんですがやっぱりCDにはCDの良さがありますね。

しかし、CDプレーヤーはポータブル機と据え置き機と何台か所有していたのですが全て以前引っ越しした時に破棄してしまったので、手持ちのCDプレーヤーがありません。CDは100枚以上はあったかと思いますがこちらも大分捨ててしまいました。今思うと勿体なかったかなぁ。
『Mr.DT990PRO』音楽は文明のレガシー(財産)だ。大切に扱うのだ。

ヘッドホンのBeyerdinamic DT990PROの擬人化です。自分で伝説のヘッドホンって言っちゃっています。

良く見るとDT990シリーズって色々バリエーションありますね。

『manotch』レガシーって言ってもねぇ。結構置き場所に困るんだよなー。サブスクのように置き場所に困らないのがいいんだけど。
『Mr.DT990PRO』CDのジャケットを手に取って見てみるんだ。購入した時の思い出や、その時代の出来事など感じないか?
『manotch』むぅ、確かに。CDジャケットから当時の思い出が蘇ってくるなー。宇多田ヒカルは車で良く聴いたっけ。車でサブウーハーをガンガン鳴らしていた時もあったな。何かCDもいいなー。CDというジャケット(ディスク)がそこに在るという存在感がいいね。確かにこれはサブスクには無い感覚だな。おっ、ソニーロリンズか。懐かしいな。うわーあれもこれも聴いていると止まらなくなるな。こりゃワンピースを第一巻から読み始めた状態!

■ノートPCに外部接続できるDVD/CDプレーヤーでCDを聴いて見る

CDを鳴らすにはどうしたもんかと思っていたらノートPC用に外部接続できるDVD/CDプレーヤーを持っていたのを思い出しました。はい、こちら!

BUFFALO (バッファロー) USB3.1(Gen1)/3.0 外付け DVD/CDドライブ デスクトップパソコン対応 バスパワー Wケーブル(給電ケーブル付き) 薄型ポータブル 国内メーカー Window/Mac ブラック DVSM-PTV8U3-BK/Nです。

元々はソフトのインストールに使おうと思って購入したのですがいつの間にかダウンロードが主流になったので使用していませんでした。時代の流れを感じますね。

ノートPCにDVD/CDプレーヤーを接続してUSB経由でFiiO K7に接続してその後は真空管ヘッドホンアンプ⇒ヘッドホンで聴いて見ます。CDは宇多田ヒカルの曲です。サブスクにも同じ曲が入っているので後で聞き比べ出来そうです。おっ、音が出てきました。何かレンジが狭い感じがしますが(特に低域)中高音からエネルギーがあって明るいトーンです。これはこれでいいんじゃないでしょうか。と思ったらアレ?すぐに音が出なくなりました!久しぶりに使ったからかな?ちょっとショック。(苦笑)

という訳でバッファローさんのDVD/CDドライブは余りお勧めできないかもしれません。人気商品なんですけどね。

■SONY ブルーレイレコーダーでCDを聴いて見る

気を取り直して、他になんかCDを鳴らせる機器を探したところありました。SONY ブルーレイレコーダーSONY BDZ-E500です。CDも鳴らせるのですがメインは録画ですね。これを同じようにCDで再生しようかな。アレ?LINE OUTが無いぞ?おっと、HDMI出力と光ケーブル出力はありますね。FiiO K7 DACは光ケーブル入力がありますので光ケーブルを購入してブルーレイレコーダー⇒FiiO K7という順で接続して聴いて見ることにします。

光ケーブルはこちらを使用しました。光ケーブルは直接的に電線で繋がっていないので電線を経由して入ってくるノイズが少なそうですがどうなんでしょうね。課題曲は宇多田ヒカルーULTRA BLUEからThis is loveです。懐かしー。

このころの曲はデジタル!って感じの音調ですね。ピコピコ感があります。SONY BDZ-E500の音の性格なのかな。やっぱりレンジが狭く感じるのですが明るいトーンの音調で良いところもあるなという感じです。CDってこんな音も入っていたんだなぁという発見があります。後、静けさが出るところがいい感じです。近頃はサブスクメインでノイズ対策をやっていたのでノイズの出方も気になっていたのですが、CD再生ではノイズ感が小さく(というより、シーンとした澄んだ感じ)聴こえます。サブスクはどうしても音の澄んだ感じの再生が苦手なイメージがあります。CDを聴いていた時と違うのはUSB DACから聴いているところや光ケーブル接続で聴いているところ、そして音源というところです。

■再生系についてサブスクとCDを比較してみる

ちょっとここで現在の再生系について纏めてみます。はい、こちら!

外観はこんな感じに接続しています。

そして再生系を纏めたのが下図になります。

サブスクの再生系ですが、①のノートPCを経由して②のDACに接続しその後はヘッドホンアンプ、という経路です。それに対しCDの再生系は⑥のブルーレイレコーダーを経由して②のDACに接続という違いがあります。CDの再生系はこうしてみると④ルーター、⑤WIFI、PLC、LANといった機器が接続されていない分シンプルに見えます。再生系に接続されている(ぶら下がっている)すべての機器を含めて私はループと呼んでいます。ループは一般的にシンプルな方が良いという経験則があります。ループにおかしな点があると音に影響を及ぼす場合があります。例えばノイズですね。

■サブスクとCDの音の比較をする

先ほどの再生系の違いの図を見るとUSB DAC以降の再生系は同じです。しかし、サブスクの良いところはレンジが広く(特に低域)感じるところです。CDは中高音が元気で明るいトーンなのですが少し誇張されているような印象を受けました。そして静けさがいい感じです。しかし、これは私のインプレッションです。そして、サブスクとCDの音の比較というにはちょっと違う気もしました。(比較しましたが)

なぜなら再生している音源のほかに接続するケーブルも違うのですから何が音の違いに効いているか単純な比較が難しいからです。

■おまけ(SONY BDZ-E500)分解

一部の皆様におまちかねのブルーレイレコーダー分解です。長くなりそうなので時間があれば記事にしたいと思います。スクリーンショットと簡単なコメントのみです。

こちらが全容です。シンプルな配線で良く出来ていると思いました。

裏面のシャーシです。くぼみの加工を多用しています。防振に効果がありそうですね。この加工のおかげだと思いますが筐体の強度が高くしっかりした作りになっていると思います。

今日はここまでにします。最後までお読みいただきありがとうございました。

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By manotch

■自己紹介 manotch まのっち ■職業 以前、オーディオメーカーで回路設計と音質チューニングにたずさわってきました。専門はオーディオ用パワーアンプ、AVアンプ、デジタルアンプ、スイッチング電源など。現在もエンジニアとして仕事をしています。