こんにちは、manotchです。LANハブが壊れたことをきっかけに、LAN周りのネットワーク環境を見直そうと思います。古いです!(汗)

■ネットワーク環境を見直してみよう!

これはLANケーブルですね。LANケーブル類が古そうなので購入してみました。一般的に安価で良く使われているCat6Aという規格です。Cat6Aって何でしょう。後で調べてみましょう。家のLANケーブルですが見てみるとCat5とかCat5eとかCa6とか色々ありました。しかも!何も記載がないノーブランドのケーブルもありました。これっていいんでしょうか。(苦笑)

この辺見直そうとずっと思っていましたがやれていませんでした。なんたってLANとかルーターとか良く分からないんです。しかも、音にも関係あるとか無いとか。コレは面白そう!

■LANケーブルによる音の差?

LANハブではないのですが、どうもこのフラットLANケーブルは良くなさそうです。Cat6ケーブルに変えたら音が広がってつっかえた感じが取れるように聴こえます。不思議ですね。その辺の理屈が分かると良いですね。

一番普通そうなエレコムのCat6A LANケーブルを購入してみました。何と言っても安価。コレ何本か頼んで見よっと。長さは短くもなく、長くもなく融通が利きそうな2メートルです。

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上の写真は分解したCat8のLANケーブルです。何が違うんでしょうね。

もっと上流のLANケーブルはどうなってんかなーと思ってリビングのLANケーブルを見てみたらフラットケーブルでしかもCatとか何も印字なし。取り回しはくねくねして曲がるので良いんですが、なんかやばそう。

これも変えたら音良くなるんでしょうか。

■LANケーブルを分解して中身を見てみる

フラットLANケーブルですが、どうも気になったので中身を見てみました。2本づつ撚ってありそれが4組。この平べったい構造だと中央の線と外側の線の伝送波形は少し変わってしまいそうです。余り良くないかも。フォロワーさんによると中身見るのが一番大事とおっしゃっていましたが、確かにそうかもしれません。中身を見て分かることもありますので。

フラットLANケーブルの中身を剥いでみます。 グランドは薄いアルミホイルのような導体が巻いてあります。何回か折り曲げるとくちゃくちゃになるので耐久性は無さそうです。強く折り曲げて束ねるのはヤバそうなことが分かりました。多分、アルミホイルが裂けます。

フラットケーブルの断面を拡大するとこんな感じです。2対つづ撚ってありますね。LANの配線は差動伝送路といってノイズに強い方式です。

高周波、特にノイズが気になる環境で使われます。アルミホイルはグランドっぽいですがグランドには落ちていませんでしたのでどちらかというと2対どうしの線から出るノイズを隣の線に飛ばさないためのもの(遮蔽効果的な感じ)に思います。

これはクロストークと言っていますが、LANケーブルでは特にエイリアンクロストークという呼び名があるようですね。

フラットケーブルの分解拡大写真です。

グランドの芯線は黄色矢印の所に一本あってここはグランドに落ちています。芯線の入り方が左右非対称なのでケーブルには方向性があります。アルミホイルのような導体はそれぞれオープンで他に繋がっていないようでした。つまり単なる導体の筒が並んでいるだけです。うーん、これはどうなんでしょうね。

■ネットワークの勉強をしてみる

最近のオーディオはネットワークの事もちょっと知っておいたほうがいいのかな。・・・という訳で世界一簡単という帯がある書籍を購入してみました。

こちらは確かに分かりやすい感じです。最初は。後半の方になると難しいですが、それでもLANやルーター、ハブ、スイッチといった用語が何となく理解できてくるので良著だと思いました。お勧めできると思います。(ちなみに3分じゃ分かりません。一つのセンテンスが3分という感じ)

こちらの書籍は先の書籍の続編といった感じです。最初にこちらを購入してしまったので、難しさのあまり、うわ!ワイ詰んでるヤン!(泣)・・・と思ったのですが先ほどの入門書を発見したので読んでから読み直すと辛うじて何となくわかる感じになってきました。読む順番を間違えました。(汗)

読むのと読まないのでは大分理解が変わると思います。この書籍は入門書を読んで更に勉強したいと思った方にはお勧めだと思います。

詳しいフォロワーさんによるとHUBとルーター機能の違いなど理解できると良さそうです。

■脱線。ヘッドホン買っちゃった。

さて、ここで恒例の脱線です。またかよー。My New Gear.beyerdynamic DT1990PRO MKIIお迎えしました!12月に発売したばかりの新モデルです。昨年、フェスで初代モデルを聴いて良かったので多分良いだろうと思って買っちゃいました。DT990PROに比べるとちょっと重い!

見よ!この造形美。いいわー。

フリーレン3周目をコレで聴いていますが演奏者の存在や楽器のたたずまいといったものを感じさせてくれる懐の広さがあると思いました。良いモデルだと思います!別記事でレビューしたいと思います。コレは楽しみ。

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『Mr. DT990PRO』べイヤーの伝説のヘッドホン擬人化です。自分で伝説って言っちゃってます。

『Mr. DT990PRO』新たなモデルのようだな。しかし、オレの良さも再認識することになるだろうよ。
『manotch』うん、確かにそうだね。

DT990PROと並べてみました。こうしてみると少しづつ違いがありますね。

今日はここまでにします。最後までお読みいただきありがとうございました。

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By manotch

■自己紹介 manotch まのっち ■職業 以前、オーディオメーカーで回路設計と音質チューニングにたずさわってきました。専門はオーディオ用パワーアンプ、AVアンプ、デジタルアンプ、スイッチング電源など。現在もエンジニアとして仕事をしています。 開発経験DC~110GHz。