こんにちは、manotchです。PART1で趣味全開のお恥ずかしいところをお見せしましたので正気に戻って『オーディオブログ』っぽく再開したいと思います。暖かい目で見守って下さいね!
■発端。2023年ポタフェス
ポタフェスに行くまでBeyerdynamicというブランドは良く知らなかったのですが、ゼンハイザーと同じドイツ製という事で興味がわきました。さあ、名古屋栄に行ってみよー!

その時、前モデルのDT1990PRO無印を早速聴かせてもらう事に・・・。コレ、開放型なんですよね。結構、腰が据わった低音で開放型のように抜ける感じが余りない。少し密閉型のようなイメージです。そして、音に切れがある。うーん、良いなコレ。ゼンハイザースキーなので何台か所有しましたがそれとも違った印象です。でも値段が結構なお値段です。あー、まずいまずい。ポタフェスはやばいですねー。その場では即決できずにそのまま帰宅。

試聴の様子がコレ。ヘッドホンがいっぱい。楽しぃーーー!!
それから1年が過ぎ、DT1990PROの後継モデルMKⅡが12月に発売になるとか聞きました。リリース記事によるとMKⅡになってインピーダンスが250Ωから32ΩになってドングルDACなどのヘッドホンアンプでも鳴らしやすくなったとか。コレは買うしかない。(苦笑)
『ワイ』今度、ヘッドホン買いたいと思っている
『嫁』何でヘッドホン買うの?
『ワイ』音が良いんだ
『嫁』あの辺にヘッドホンあるじゃない。何台買ったの?
『ワイ』4台かなー
『嫁』ふーん
『ワイ』最近オーディオ機器買っていないし!(ケーブルとか買ってるけど)
『嫁』まぁ、いいんじゃない
『ワイ』(小さくガッツポーズ!)
■開墾の儀
箱はシンプルなそっけないものです。アレ?箱書きにDT1990PROって書いてあるけどまさか無印買っちゃった?無印とMKⅡの違いをネットで確認するとデザインが少しだけ変わっているようでちゃんとMKⅡでした。良かったー!

そして、箱を開けて見ると立派なキャリングケースが。ここまで立派だと使わないなぁ(汗)DT990PROは黒いポーチでしたので気軽に使いやすいですが。スタジオとか色々な機材が並んでいるような現場でかたずけるときにケースに入れて保管するといった使い方を想定しているんでしょうね。

さて、キャリングケースを開けると本体登場。重厚なデザイン。作りの良さが伝わってきます。ヘッドホンを購入したことがある方なら分かるでしょう。蓋を開けるときのドキドキ感。

早速動画に撮って見ます。伝わるかなー、作りの良さ。
個人的にデザインで気に入っているのはDT1990PROの印字がシルバーメタリックでキラキラ光る所です。武骨なのにちょっとおしゃれ。良いデザインだと思います。男の子ってこういうの好きなんでしょって感じ(力説)
■装着感は?
早速つけてみた感想ですがすっぽりはまるし、側圧もちょうどいい感じです。装着感を見るとき気にしているのは左右を手に持ってちょっと押さえたりして低音の感じや、聞こえ方に変化がないかどうかなんですが聴こえ方が大きく変わりません。特に低音の変化が少ないのは密着していて空気の抜けがないからでしょうね。

ヘッドホンってちょっとしたズレとかで聴こえ方が結構変わるモデルもあるのですが、あらゆるシーンで一定の聴こえ方をするヘッドホンってリファレンスとして良いのかなと思います。ちょっとしたズレを気にしない=音楽を聴くことに集中できる。という事になると思います。
■さっそく分解してみる
大分視聴したので大体の音質がつかめてきました。しかし結構DT990PROと音の聴こえ方が違うんですよね。DT990PROは一つ一つの音を明瞭に聴く感じで音が近い。DT1990PROMKⅡは音が離れて立体的に音場が広く展開する。この違いは何なんでしょう。これは分解するしかない(苦笑)

ふかふかのイヤーパッドを外すとこんな感じ。
以前、Sandal Audioさんのブログでヘッドホンの分解の様子を見かけたので分解できそうだとは思っていました。このブログ大変詳しいです。業務に使ってらっしゃるのかな。全然違う観点なので勉強になりますね。
分解自体は参考になる動画がありましたのでこちらを参考にしました。公式です(汗)
beyerdynamicのヘッドホンのイヤーパッド交換はじめてやってみました。これまで壊しそうで出来なかったんですが動画を見たら出来ました。
動画ありがたいです。分解は自己責任ですよー。
そして、これやって見たかった。黒いウレタン?のネットを取って聴く。
ウレタンネットはこれですね。これってスピーカーでいう所のサランネットに相当するんでしょうね。無い方が遮蔽的なものが無いので音がダイレクトになるのかな。

外すとこんな感じ。薄いウレタンに凹凸の加工がしてあります。

ネットを固定する丸いグリルを外すのがコツがいるので使ったヘラのような工具を載せておきます。 ★JOREST 精密ドライバーセット,38個DIY工具 999円で購入しましたが意味が分からない工具が色々入っています

精密ドライバー38本ですがこれで採算取れるんだろうかというコスパの良さです。これにヘラとか刷毛とか意味不明なくらいの工具まで入っています。この中にあるヘラのような工具を使いました。

動画を参考にグリルの隙間の部分にヘラを入れるとパチッと取れました。最初はちょっと壊しそうで怖いですが慣れると結構出来るようになります。

パッドの裏表はこんな感じ。コレの材質を変えると音も変わるのかな。う~やってみたい。

■ウレタンネットを外して聴いて見る
本来の使い方ではないかもしれませんが、このウレタンネットを外した状態でイヤーパッドを付けて聴いて見ます。
むっ?!うわーーシンバルの音とか聴いたことがないようなリアル感です。スティックのタッチの音とか繊細でたたくたびに音が少しづつ変わる感じまでニュアンスが伝わります。ハードオフでシンバルが売っていたので試しにたたいて見たんですが凄く繊細で同じ音が出ないんですよね。

オーディオでシンバルの音を聴いているとそこまで繊細に伝わってきません。再生音がそこまで拾えていないのか、自分の再生環境が力不足なのか分かりませんがまだまだオーディオって伸びしろがあるもんだと強く思います。
しかし、高音が目立ってくるのでリアルなんですが長くは聴いていられないです。ウレタンネット込みで音作りしていると思いますので元に戻しましょう。
さて、次回の予告ですがイヤーパッドです。DT1990PROMKⅡですがデフォルトともう一つあるんですよね。交換して音の変化を楽しめるようです。コレは楽しみ!!

こうしてみると穴の開け方が違うようです。音の抜け方が変わるのかな?
今日はここまでにします。最後までお読みいただきありがとうございました。

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