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前回まではsennheiser ie300のリケーブルについてお話ししました。part6の今回は最終回でie300を今後どうやって使いこなしていくか?です。そうそう、忘れていました。注意しなければならないのはie300のMMCX規格のコネクターが特殊であるため一般的なコネクターでは入らないという事です。購入するときはie300で接続できることをよく確認する必要があります。

ie300を購入する方はどういう使いこなしが良いのか考えてみました。ie300は最初の方に話した通りハウジングが小さくて軽量な設計なのでフィット感が良くつけている感じが余りありません。長時間聴いていても疲れないのが特長です。
また、小さくてあまり目立たないので散歩などに適しているかと思います。ジョギングするなら純正ケーブルの方が耳周りのフックがあって固定できるので良いと思います。
どこかでワイヤレスのイヤホンについても話そうと思っていますが私が聞いたイヤホン中ではやはり有線イヤホンの方が音質が優れているように思います。ワイヤレスの利便性は有用でこれも使い分けることもありかなと思いますけどね。ワイヤレスの取り回しが気に入っている方はie100proにワイヤレス接続できるケーブルがあるのでそういった使い方をする方がよさそうに思います。この辺はまだ試したことがありません。機会があれば別途お話ししたいと思います。
ie300自体の音質はie100proに比べて音色自体が柔らかく出方もまろやかな感じがして音楽性が高くなっていると思います。そのため音楽を聴くメイン機としても良いかと思いました。デスクトップPCで聴くのも全然ありだと思います。ぜひともドングルタイプのDACを接続して聴いてほしいと思います。1ランク上の音質が楽しめると思います。ただし、ほかのイヤホンを聴いているわけではないので比較できないのですがie100proに比べると明瞭さや鳴りの良さは落ちるかと思いました。この辺はハウジングの小ささが効いているのでしょうか。リケーブルすることでその辺は改善されて一つ一つの音も良く聞こえるようになりました。良く単体のイヤホンを聴いてこの音は良いとか悪いとか判断してしまいがちですがイヤホンから出てくる音は再生機の音やケーブルの音が加味された総合的な音質になると思いますので聴いて見て満足できなかったらケーブルや再生機、例えばDACやDAPなどの組み合わせを変えてみるのも手かなと思います。それで最初とは違った結果になることもあるのでオーディオは面白いです。その辺が使いこなしで音色を楽しめると良いかなと思います。
ie300ですが最初にe-イヤホンさんで聴いたファーストインプレッションのみで購入することになりましたが安定した実力を持つイヤホンではないかと思います。買って良かったと思います。
おまけ

ie300の純正ケーブルを外したところです。純正ケーブルは耳周りにかけられるようフックが付いていて折り曲げて耳の形に合わせて固定することが出来ます。ie100proもie300も同様にフックがありますがie300の方がケーブルが固めでしっかりした感じです。ただ、少し引っかかる感じがあり余り気に入っていません。ie100proの方が引っ掛かる感じがなく気に入っています。ie300でリケーブルで使用したonsoのケーブルは引っ掛かりもないのでその辺は気に入っています。
今日はここまでにします。
目次
主要メーカー別リケーブル候補
5万円以内の予算で、IE200およびIE300に適合する主要なリケーブル候補を、ブランドごとに詳細に分析してみましたので参考にしてくださいね。04シリーズは所有していますが、ナチュラルでIE200の良さをそのまま引き出すような良さがあるように思います。※最近はIE200もロープライスでバーゲンする時があるのでケーブルの方が高いという説もありますが・・・。でもいいケーブルなので持っていて損はない一本だと思います。
onso(ひさご電材):実用性と音響バランスの追求
onsoブランドを展開するひさご電材は、国内自社工場での生産を背景に、極めて精度の高いケーブルを供給しているそうです。特に「04シリーズ」と「08シリーズ」は、ゼンハイザーIEシリーズとの適合性において最も信頼される選択肢の一つと考えられます。
onso 04シリーズ (iect_04)
「04シリーズ」は、導体に6N(純度99.9999%以上)の高純度銅と銀メッキ4N銅を組み合わせたハイブリッド仕様を採用 。この組み合わせにより、銅特有の厚みのある低域と、銀メッキによる華やかで開放感のある高域を両立させているとの事。
- iect_04_bl4mr (4.4mm 5極 – MMCX): 2021年モデルとして再設計されたこの製品は、IE300やIE900の深いリセスに完全対応 。プラグハウジングには非磁性体のチタンを採用し、外部ノイズや人体からの電磁干渉を抑制する設計が施されているそうです。
- 音質傾向: 濃密な中低域と、抜けの良い高域が特徴。特定の帯域を過度に強調せず、音楽ジャンルを問わず楽しめる汎用性があるそうです 。私の持っているタイプは2.5mmタイプなので最近の4.4mmに対応したケーブルも一本持っておきたいところです。しかしアレもコレも買いたいしなー(沼)
NOBUNAGA Labs:導体素材へのこだわりと多面的な展開
NOBUNAGA Labsは、素材の配合や編み込み構造に独自のノウハウを持つブランドで、ゼンハイザー専用モデルのラインナップが非常に充実しています。あと、専用ってことで安心感がありますね。
COMBINEシリーズ:雎鳩(Misago)と秧鶏(Kuina)
2024年7月に投入された「COMBINEシリーズ」は、銅銀合金(Copper-silver alloy)という新導体を採用している点が最大の特徴だそうです 。
- 雎鳩 (Misago): 4.4mm 5極バランス接続に対応。8芯編み込み構造を採用し、1芯あたり133本の極細線を撚り合わせることで、導体抵抗を極限まで抑制 。
- 音質傾向: 高純度無酸素銅の力強い低域と、銀の持つ明瞭な高域特性が融合。明確な音像定位と、余韻の美しい伸びやかな中高域を実現しているそうです 。IE300と組み合わせた場合、そのパワフルなサウンドに精緻な解像度が加わり、現代的なロックやポップスにおいて非常に高い満足度を提供するとの事 。IE300を所有していますが、低音もりもり、中高域は艶があって気持ちが良いですが、高域からの解像度は少し落ちる(逆に言うと聴きやすい)感がありますが、COMBINEシリーズではその辺が改善されるかな。
Advanceシリーズ:鶺鴒(Sekirei)と雲雀(Hibari)
よりコストパフォーマンスに優れた「Advanceシリーズ」では、錫メッキ無酸素銅を採用したモデルが展開されているとの事 。
- 鶺鴒 (Sekirei): 4.4mm 5極バランス対応。中低域の厚みと、優れたセパレーション能力を特徴としているそうです 。
- 音質評価: ボーカルの艶やかさや楽器の実体感を重視する設計となっているそうです 。IE200のような、やや低域が控えめなモデルに対して力強さを付加する用途に最適だそうです。ONSO04のリケーブルでやってみたのですが、バランス接続したところ低域が出てくるんですね。DACにもよるのですが、出力が上がるので駆動力アップという所が効いてるのかもしれません。
海外ブランドおよび高コストパフォーマンス・オプション
予算を抑えつつ、バランス接続のメリットを享受したいユーザーには、以下の選択肢があります。
- Tripowin: Tripowin Zonie 16芯ケーブルなどは、一部のユーザー間で「コネクタ端のプラスチックリングを削る」などの改造を前提に使用されることもあったんですが、2024年現在は改造不要なゼンハイザー専用モデルも流通し始めているそうです 。改造だとちょっとハードル高いですもんね。Tripowin Zone16芯ケーブルは所有していますが、デザイン的にアミアミが良くてカッコいいです。割と太いケーブルなので取り回しがどうかと思ったのですが、意外と柔らかいです。音も細やかな感じです。
まとめた表を載せておきます。リケーブルは楽しいですね。
| ブランド | シリーズ/モデル | 主な導体 | 予算目安 | ターゲット機種 |
| onso | 04シリーズ | 6N銅 + 銀メッキ4N銅 | 2万円前後 | IE200/IE300 |
| NOBUNAGA Labs | COMBINE (雎鳩) | 銅銀合金 | 2万円前後 | IE300 |
| NOBUNAGA Labs | Advance (鶺鴒) | 錫メッキOFC | 1.5万円前後 | IE200 |
| Brise Audio | NAOBI-LE | NAOBI線材 | 4万円台 | IE300 |
| ORB | Clear force PT4 | PC-Triple C | 2.5万円前後 | IE200 |
| okcsc | ZT8他 | 銀メッキ/金メッキ | 1万円以下 | 入門用 |
リケーブル養分が補給出来ました。ムフー。
