これまでゼンハイザーの有線イヤホン、IE100PRO、IE200、IE300、IE600と比較してきましたが最後はどれを選べばいいの?という観点でお話ししたいと思います。あーでもない、こーでもないと、どれにしようか迷うのも楽しいですよね。(IE600は半年以上迷った)
【後日談】その後、総集編をブログに投稿しました。各モデルの違い、音質比較、どれを選べばよいのか?盛りだくさんでお届けします!下記ボタンからどうぞ。
もう一度比較用の写真を並べてみましょう。どれがいいかなー。
それぞれに個性があり魅力があります。こうなるとIE900も欲しいなー。(遠い目)
目次
■IE100PRO、IE200、IE300、IE600、コスパが高いモデルはどれ?
コスパに関しては現行価格(2024.3.6時点)を調査して表に纏めてみました。定価とレンジ(最低~最高価格)そして過去のセール参考価格になります。
IE100PRO | IE200 | IE300 | IE600 | |
定価 | ¥14,300 | ¥23,760 | ¥41,250 | ¥109,890 |
レンジ | ¥11,690~15,400 | ¥18,810~20,900 | ¥32,436~39,050 | ¥77,190~98,901 |
セール | ¥9,800 | ¥18,900 | ¥31,800 | ¥81,000 |
コスパが最も高いのはIE100PROだと思います。オーディオ機器に限らないと思いますが、エントリークラスのモデルに戦略的にコスパの高いモデルをぶつけるというのは有力な方法でゼンハイザーで言うとIE100PROになると思います。最もボリュームが出るゾーンで各イヤホンメーカーが競う訳ですから必然的に価格が安く、音質が良いものが揃ってきます。
オーディオを再開したとき最初に購入したイヤホンがIE100PROでした。ゼンハイザーのエントリークラスのイヤホンはこれで3代目になります。以前のモデルはケーブルがハウジング付近で断線してしまったりして壊れるまで使いましたねー。最近のIEシリーズはハウジング付近はイヤーフックになっていてケーブルが丈夫そうなので耐久性は上がっているかも?と期待しています。
オーディオ機器にはコスパ曲線というようなものがあり、先ほどあったようにエントリークラスの1~3万円くらいまでがコスパが良くお値打ちと言えそうですが価格が高くなるにつれだんだん頭打ちになってくるという感じがします。例えばパワーアンプの設計を例にとると3万くらいで最低限一通りの製品になり、10万円くらいかけると大体やりたいことは出来てくるという感じです。最近だと材料などコストが高くなっていると思いますので15万円くらいかなぁ。
それ以降は本当に趣味の世界だと思います。ただ、それ以上の世界になると何をやっても音が変わったり、更に音が良くなったりとオーディオは超絶面白い所がありますので足を踏み入れるのもいいかもしれませんね。
コスパの高いIE100PROを以前纏めた記事がありますので興味のある方はご覧くださいね。
■IE100PRO、IE200、IE300、IE600、ステータスがあるモデルはどれ?
さて、オーディオで重要なのが、持っていて満足感があるか?そしてドヤ顔出来るか?だと個人的には思います。オーディオは趣味なので音も大切ですがこういうのも必要ですよね。ゴルフで言うとクラブのメーカーやモデルの選択とかになるでしょう。飛ぶのも大事ですが見た目や質感が良いとかありますもんね。時計などでも概ね同じかと。革ベルトとかのコレクションといった楽しみもありますし、イヤホンだとリケーブルに相当する感じでしょうか。うわーこれはキリがない・・・。
知名度、総合音質、ステータスなどから言うとIE600でしょうね。オーディオ好きなら間違いなくドヤ顔出来ると思います。Xのフォロワーさんからの良いね!ボタンも過去最高値。これは嬉しい。しかし、オーディオ好き以外には何でそんなに高いの買うの?意味不明。となってドヤ顔出来ない可能性はあるでしょう。その場合、ドヤる相手を選ぶと良いと思います。(例 嫁以外)
ゴルフや時計的な観点で言うと⇒3Dプリンターで製造されたアモルファスジルコニウムの材質と質感でしょうか。これは高ギミック。ヒヤッとした冷たい感触や高精度に作られたハウジングを触ってムフフと楽しめる!ゼンハイザーの技術をつぎ込んだ持っていて嬉しいハイエンドモデル。長く使っていきたい名器だと思います。
■IE100PRO、IE200、IE300、IE600、ファッション性が高いモデルはどれ?
ファッション性からいうとIE300でしょうか。なんといってもハウジングがキラキラのラメが入っていて装着した感じもおしゃれです。ダークグレーのハウジングも適度なアクセントになると思います。中華イヤホンメーカーのデザインもちょっと見習ってほしいですよ・・・とは若干思いますがゼンハイザーの堅実さからいうとIE300はこれで良いと思います。あとはIE100PROはカラーバリエーションがあるので好きなカラーがある場合はそれを狙っても良いですね。ただし、さらにファッション性が高いイヤホンをお望みならケーブルのない完全ワイヤレスタイプに行きましょう。
■IE100PRO、IE200、IE300、IE600、検索ランキングが高いモデルはどれ?
記事の注目度である検索順位で行くとIE300が最も高いです。Googleさんのレビュー検索順位はamazonさんやeイヤホンさんのような大手サイトさんのレビューを除くと現在1位。コスパと音質のバランス感から個人的には音質的にも聴きどころが多く最も一般的に広くお勧めできるモデルです。
以前、リケーブルしてみたかったのでIE300を購入したというお話を記事にしましたので興味がある方はこちらをご覧くださいね。
■IE100PRO、IE200、IE300、IE600、寝ホンに適したモデルはどれ?
聴き疲れしない、刺激音が少ない感じの音という点で寝ホンに適しているのはIE200だと思います。低音がie300のように低い所からモリモリと出るような感じではないですが躍動感があるというかぬけがいい感じです。
ie200って微妙に開放的な感じがあるんですよね。時々、携帯で聴いているのに音が携帯から聞こえてくると勘違いして確認したりしていました。また、面白い機構としてイヤーピースを一段階引いてずらすとオープンモードになり音が開放的に変わります。音の抜けが良くなります。低音は出なくなりますけどね。聴きごごちは軽やかです。
個人的に思い入れの深いモデルで思わずお布団キャラとして擬人化してしまったという経緯があります。なんといっても寝ホン推奨。(苦笑)
『IE200さん』そ、そうなんですよねー。(汗)
『軽やかで聴き疲れしない音』IE200徹底レビュー総集編という形で以前纏めてみましたので興味のある方はご覧くださいね。
■総括
ゼンハイザースキーなので熱く偏ったレビューになっているかもしれませんが如何でしたでしょうか。IE600は決して価格の安いモデルではありませんが、オーディオの楽しさ、音楽を聴く事の楽しさを教えてくれるという意味で一度は手に取って聴いて見てほしいお勧めできるモデルだと思います。買って本当に良かったと思います。
インターネットを見てもレビューもたくさんあります。店頭でじっくり聴くのも良いでしょう。オーディオ沼でお待ちしていますよ。そしてオーディオを楽しみましょう!
今日はここまでにします。最後までお読みいただきありがとうございました。
『スタッフ一同』皆、良い音出していこうぜ。
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