こんにちは。manotchです。前回の記事part1の続きです。行きますよ~。
【WiiMではじめるネットワークオーディオ入門2.】
WiiM中々良い音なんですが、なんでだろう?という事で調べたのですがWiiMってビットパーフェクトできるようなのでその点が良いのでしょうか。 最近読んだ本でビットパーフェクトなるキーワードがあったので疑問に思いました。 ビットパーフェクトでなくても音良い再生機ありますし、良く分からない点は多いですね。
■ビットパーフェクトとは?
そこで以前購入した本で調べてみました。
書籍 デジタルなのになぜ音が変わるのか?
“ビットパーフェクト”
本当にしていますか音楽をデジタルで聴くための新常識
音圧戦争、原波形復元、偽ハイレゾ、DAC、ジッター、
今までずっと信じていたことは非常識だった。
もうオーディオ都市伝説に騙されない。
・・・購入してみましたが、モヤモヤする感じです。しかし、Xに投稿したところ思ったより興味を持っていただいたようです。記事の方向性ですが下記のようです。
・発生する仕組みとなるべく少なくするには どうしたら良いか
・実際の音質への影響の有無や程度は扱わない
この本は読んでもいいと思いますが、あまり深く考えない方が良さそうです。明確な答えがあるわけではないので。※参考にはなると思います。
最終的にはアナログになるからじゃない?というご意見もありました。
その辺の記述についてはこんな感じでした。 高価なDAC(15万)と安価なDAC(1.5万)とで20KHz再生した正弦波を見比べたが同じ波形なので原音再生出来ていそう。・・・ アレ?音が変わるという説明と矛盾しているのでは?と思いました。
ビットパーフェクトに関しては0と1を間違いなく同じデータとして0と1で伝送しているという意味のようです。と、いう事はこれが出来ていない機器もあるようですね。WiiMは安価な価格帯で現在唯一のビットパーフェクト機のようですが、実装は難しいんでしょうか?
ただ、Amazon musicのアプリではPCと実際の音楽のサンプリングレート〇〇KHz 〇〇bitという数値はぴったり自動的には合いません。私はサンプリングレート以上に設定していますがどうなんでしょうね。
サンプリングレート以外の設定だとサンプリングレート以下の場合はデータが削られる⇒音質悪くなる。サンプリングレート以上の場合⇒データに空のデータが追加される。(元のデータは変わらない)となるようですが、どちらにせよ何らかの処理が増えるので音は悪くなるような気がします。
そういう訳でビットパーフェクトだと音が良いという主張はあっているような気もしました。
※本やインターネットで調べてみた感じですので間違いがあったらごめんなさい。
Amazon musicのbitとkHzとがWiiMアプリを見ると同じになるのは良さそうに思います。
PCだと自動で合わせてくれないので。
■WiiMアプリは機能豊富だが
【WiiMではじめるネットワークオーディオ入門3. 】
WiiMの使い方ですが携帯に専用アプリを入れてWiiMをコントロールします。本体はOSもないし回路はシンプルなんでしょうね。 アプリで面白いのはイーサネット、Bluetooth、ライン入力の各ソースで10バンドイコライザーが設定できることです。これは使うかなぁ。でも多機能ですね。
曲の画面はAmazon musicとよく似ています。しかしプレイリストとかはWiiMで作成するよりAmazon musicの方が作りやすそうです。という訳でAmazon musicで作ったプレイリストをそのまま読み込んでいます。
写真の歌い手は鹿乃さんですが、角が生えています。まさか、しかのこのこのここしたんたん、と関係が?!
操作性ですがWiiMアプリよりPCのAmazon musicの方が操作性は良さそうに思いました。巻き戻すと曲の最初ではなく前の曲まで飛んでしまいます。これは試聴に向いていない(汗)
一応リストの状態にして任意の曲をポチると最初からスタートするようです。
■光デジタル接続かCOXAL接続か
【WiiMではじめるネットワークオーディオ入門4. 】
My New Gear. MOGAMI 2964 デジタル同軸ケーブルお迎えしました。 WiiM使っていると欲が出てもっといい音で鳴らしたくなりますよね。光デジタルとCOAXIAL出力でどちらが良いのか気になって購入しました。COAXIALの方が好みかなぁ。光デジタルは色付けが少なく、COAXIALは生気があるように思いました。
COAXIALは銅線が繋がっている同軸型のケーブルです。同じデジタル信号を伝送するケーブルで音色の違いが出るのはどうにも理解しにくい現象です。ですが、以前スペアナで光デジタルケーブルとHDMI、USBケーブルなどと比較して輻射ノイズを測定したのですが明らかに光デジタルケーブルだけノイズが小さかったです。そうすると光ケーブルの方が伝わっているノイズが小さくて良さそうなんですけどね。この辺は良く分からない領域です。でも1本くらい交換して判断するのは難しそうです。
音光堂さんのケーブルですがいつも真空パックです。なんでも新鮮だとか。でも確かにそうです。パックに入れるだけでも酸化しにくくなります。コレは良いですね。
■WiiMとPCオーディオの違いは何か?
【WiiMではじめるネットワークオーディオ入門5. 】
PCよりWiiMの方が輻射ノイズが小さいかもと思い比較してみます。 意外なことに筐体上部から大きな輻射ノイズが出ていますね。PC以上かも。
【WiiMではじめるネットワークオーディオ入門6.】
PCの問題点はオーディオに配慮されている訳ではない という事だと思います。 WiiMの良い所はオーディオに配慮した設計というところでしょうね。しかし輻射ノイズに関しては思ったより出ていてPC以上かもしれない感じでした。ただ、スペアナの測定周波数が1~300MHzくらいなんですよね。WiiMのマイコンの周波数は分からないですが300MHzくらいなのかもしれません。また、PCはCPUなど2GHz以上のクロックなのでスペアナのアンテナが十分拾えていなかったかもしれないです。
【WiiMではじめるネットワークオーディオ入門7. 】
純正の電源は改善の余地がありそうに思いました。WiiMの電源は12V/2AのACアダプターですがちょっと電圧波形を見てみましょう。
スイッチング電源で見るのは波形安定度、リップルノイズの形状、スイッチング周波数など。 5V/2Aの電源に20Ωの負荷をつないでみます。ちょうどWiiMの定格動作あたりです。波形は安定ですがリップルノイズは多いかな。気になるのはスイッチング周波数が25KHzくらいで可視聴帯近くでした。 ちょっとプアーかもしれませんがコスト的な所もあるので仕方ないかも。むしろ頑張っているとも言えます。この辺みるとWiiMの電源強化は効果が期待できそうです。
以前、ACアダプター電源のFiiO K7 DACアンプや真空管ヘッドホンアンプなどでも確認したのですがACアダプターから出るスイッチングノイズを対策することで音質改善効果がありました。
その時の記事はこちら。興味がある方はご覧くださいね。
以前、電源強化の一環でリニア電源を購入したのでWiiMに接続してみましょう。A&D社 直流安定化電源 AD-8724Dです。30V/2.5Aと中々使い勝手が良いです。
音の方はというと余裕というか力強さが出てきました。低音からしっかりしてきましたね。元々鳴り方がおっとりした感じなのでWiiMとの組み合わせは良さそうに思いました。聴いていてストレスがないです。WiiMは電源ONOFFがないので特に面倒がなかったのですがリニア電源は切るようにしています。私は電源切る派なのでこちらの方が安心感があります。お手持ちに5Vのリニア電源がある方は試したら如何でしょうか。
今日はここまでにします。最後までお読みいただきありがとうございました。
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