sennheiser ie200のレビュー総集編をまとめ記事にしました!
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前回はsennheiser インナーイヤホンie200さんのレビューpart1という事でファーストインプレッションなどお話ししました。今回はsennheiser ie200さんレビューのpart2でie100やie300とどの辺が違うのか少しづつ見ていきたいと思います。ie200といえばイヤーピースの装着位置で聞こえ方が開放的か密閉的か可変できるオープン/クローズモードがありますね。ie200は音の出方が軽やかに感じます。

一方、ie100proやie300は基本的に密閉型で耳にしっかりはまって空気が抜けないので遮音性は高くて音がしっかり出て低音が出る方向だと思います。開放的というのはその反対でどこかに空気が抜けるところがあって遮音性は低くなるのですが音がのびやかな感じになります。

ie200のイヤピを外した所です。黄色の円の所がスリットがあってその先に丸い穴が開口しています。これが空気の抜けを調整しているようです。

『ie200さん』うっ、秘密を知られてしまった!

ie200さん(オーディオ擬人化)

『ie300さん』く、くやしい!ie200さんにこんな新しいギミックが搭載されるなんて!これはもうie300S2でも出してもらうしかないわね!

『manotch』これは困ったぞ。写真を撮っているうちにie200とie300のイヤピがどちらがどちらか分からなくなってしまった。見た感じ同じなのでまぁいいかなぁ。

ie200はイヤピをハメていてもこれが少し効いているように思います。前回お話しした時に少し開放的な感じがあるといったのはここかなぁ。これくらいのわずかな開口でもスロートの部分の音の変化は大きいでしょうね。イヤピでふさがっていても少し抜けるのでは?と思いました。

スピーカーで試したことがあるのですがバスレフポートという穴が開いているスピーカーがあるのですがこれで低音の量とか調整できます。ふさぐと密閉式になって低音の下の方が伸びるのですがぬけが悪い感じになります。どちらが良いかは好みかなと思います。

こちらはie300のアップです。ie200のような開口やスリットはありません。イヤピの所まで行って初めて音圧が外側に出てきます。
左がie300で右側がie200のイヤピを外した拡大写真です。

ie300とie200は同じ筐体に見えましたけどやっぱり違う所もありますね。ie200の赤丸の部分の奥はすぐに何か細かい網目のスポンジのようなものでふさがれていますがie300はそれらしいものが見えないです。これは音の出方を制御するフィルターかな。スピーカーのサランネットのようなものかもしれませんね。

ie200が刺激音が少ない感じがするのはこの機構かもしれないと思いました。材質によっては特定の耳障りな周波数付近の音レベルを下げることが出来そうです。この辺はsennheiserのホームページに記載があるようです。

『ie200さん』うっ、またもや秘密を知られてしまいました。

『manotch』いいんじゃないの。生まれて与えられたものは才能と呼ばれるものだよ。ie200さんは才能があるんだよ!

『ie200さん』そ、そうですか。私、何か自信が出てきました!

ie200さんの拡大写真です。sennheiserのロゴは今回緑色っぽいカラーリングです。これは今後新モデルが出ると変わるんでしょうか。

それでは仕様を比較しながら見てみましょう。ie200とie300は周波数帯域が6Hz~20KHzと伸びているのと筐体のサイズが同じように見えることからベーシックな所はie300に近いのかなと思います。でも、工夫や味付けでずいぶんキャラクターが変わるものです。

仕様ie100proie200ie300
インピーダンス20Ω18Ω16Ω
周波数帯域20-18,000Hz6 Hz – 20,000 Hz6 Hz – 20,000 Hz
感度 (1 kHZ/ 1 Vrms)115dB119dB124 dB
JACK PLUG3.5mm3.5mm3.5mm
ケーブル着脱式着脱式着脱式
ケーブル長1.3M1.2M1.25M
全高調波歪(THD + N)< 0,1 % ( 1 kHz, 94 dB)< 0.08 % (1 kHz, 94 dB)< 0.08 % (1 kHz, 94 dB)
インプレッション明快で鳴りっぷり
が良い。
聴いていて疲れない。
刺激音が少ない。
低音が出る。高音に
色気がある。

面白いのはインピーダンスが少しづつ違いますね。オーディオですとモデルが違っていても部品を共用してコストダウンしたりしますがそうすると音的には同じになるんですよね。全部同じにするわけにはいかないので価格帯でここはいいパーツをおごったりしますが基本的な音は同じ傾向になります。

それでもie200やie300はそれぞれ異なるキャラクターに設計されているようです。見かけは同じようでも中身が違うのかなぁ。

『ie200さん』うっ、また秘密を知られてしまった!

『manotch』いいんじゃないの。キャラクターには設定が重要なんだよ。

『ie200さん』そ、そうなんでしょうか。

『ie300嬢』私・・・ie300さん⇒ie300嬢に変更されてる。

『ie100子』うわっ、なによie100子って、やめてよ!

携帯⇒FiiO KA3⇒ie200で聴いて見ます。

FiiO KA3はUSB DACですが割と穏やかにふわっとした鳴り方をしますので疲れにくく寝室に置いて寝るときに聴いています。それとie200の組み合わせですがこれはいいですねー。思った通り刺激音が少ないie200の良さが出るように思います。それからKA3も音場の広がりに関してはそれほど広い音場という感じではなかったのですがie200と組み合わせると自然な感じで広がる感じがでると思いました。抜け感があるからでしょうか。この辺は面白いと思いました。

フィーオ
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FiiO KA3はコスト的にも手を出しやすいのか記事でも人気があります。

ie200は低音がモリモリ出るという感じではないのですが寝ながら聴いているとしっかり低い所から出る感じがあります。静かな所で聞くのに適しているかなと思いました。雑踏があるような処だと低音が聞こえにくくなるのでie200のようなタイプは物足りなく感じるかもしれません。

次に携帯⇒SHANLING UA2 USB DAC ⇒ie200で聴いて見ることにします。USB DACをメーカーを変えるとどうでしょう。聴いて見た感じですがUSB DACのカラーは出るのですがie200のカラーが勝って出てきます。SHANLING UA2はメリハリのあるボーカルで定位もピンポイント感があります。音場はKA3より出ますね。広がりとSN感のある感じがいいですね。こちらは起きていて音楽を聴く方に合っているかなと思います。それでもie200の刺激音の少ない感じと相まってクリアで聴き疲れしない感じです。それでいて低音はKA3に比べるとタイトで量感があります。ボーカルは近くて息遣いも良く感じられます。

人によってはこちらの方が良いと思う方も多いと思います。

SHANLING UA2ですが以前より値上がりしているかな。

■総括

今回は主にie200とie300の違いとUSB DACとの組み合わせでどのように聞こえるかインプレッションをお届けしました。ie200くらいの価格でしたら外に持ち運んでラフに使っても良いと思います。携帯とSHANLING UA2 USB DACの組み合わせで聞いたり、寝るときはFiiO KA3と組み合わせで聞いたりと割とオールマイティーに使える感じがあります。音が基本的に癖がないからだと思います。

『ie200さん』よ、良かった。これから何とかやっていけそうです。

『manotch』基本的に真面目に作られていて一見地味に感じるかもしれないけど、それは長く使えるという裏返しかもしれないよ。ロングセラーになってくれるといいなー。

今日はここまでにします。最後までお読みいただきありがとうございました。

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By manotch

■自己紹介 manotch まのっち ■職業 以前、オーディオメーカーで回路設計と音質チューニングにたずさわってきました。専門はオーディオ用パワーアンプ、AVアンプ、デジタルアンプ、スイッチング電源など。現在もエンジニアとして仕事をしています。