今回から真空管ヘッドホンアンプNobsound NS-08Eのレビューpart1になります。前回に引き続きNobsound社になりますが中華デジタルアンプのレビューで中身を分解したり音を聴いて見てこれは中々良さそうじゃんという事でヘッドホンアンプの方も興味がわいて購入することにしました!結論から言うとこれまたコスパ高いなー。です。球転がしで30球以上できるらしいので遊べそうです。
まとめ記事を公開しました。⇒https://audiocolumn.com/manga/1872/
『NS-08Eちゃん』てやーっ!なんでボクシングスタイルなんでしょうか?
『manotch』中低音にパンチがあるんでパンチ力を表現してみました。ベースのエネルギッシュな感じいいね。何か人間味あるな。半面高音出ないなぁー。球を変えたらいいのが見つかるかも!
『NS-08Eちゃん』誉め言葉ですよね!
『manotch』もちろんです。あー分解したい。
『NS-08Eちゃん』どきどき。
■基本スペックは?
入力電圧:AC100-240V 50 / 60Hz 出力電圧:DC 6V 2000mA 出力電力:1100mW (32 ohm) アダプタヘッドフォンインピーダンス:18-600 ohm 全高調波歪み:0.005% SNR:110DB以上 周波数応答:20-30KHz 電源: 入力電圧:AC100-240V 50 / 60Hz 出力電圧:DC 6V / 2000mA 製品重量:185g 梱包重量:290g 梱包サイズ: 15 x 12 x 8.8 cm
スペックを確認してみますが据え置き型の真空管ヘッドホンアンプという事でイヤホンやヘッドホンなど特にUSB DACなど出力インピーダンスが高くてドライブ力が足りていないなーという場合でも鳴らし切るような駆動力を期待して購入してみました。出力電圧がDC6Vとあったのである程度はドライブ力は期待できそうです。こればかりは価格が安いだけにどうなんでしょうね。さあ、聴いて見ましょう。
右側のつまみはボリュームで回していくとカチカチカチと少しクリック感のある感触で音量が上がります。結構いい質感です。Nobsoundはデザインや手に触れる箇所の質感にこだわっていますねー。
■音のファーストインプレッションは?
真空管は音がいいとかいいますね。300Bや2A3などの球で真空管アンプを自作したりして聴いて見ましたが半導体アンプに比べると確かにいいところをいっぱい持っていますね。個性的というか味があるというか音色の色付けといった所に魅力があるし、リアリティーやポテンシャルといった素の特性も半導体アンプを超えるところがあるなぁという感じがしています。
材料がシリコンかとかいった材料の違いから構造の違いもありますしプロセスも違いが多いので音も変わるのは多々あるかなとおもいます。一方半導体アンプにも真空管アンプにはない良さがあるんですけどね。それぞれの良さがあるとおもいます。この辺の違いは一体どこから来るのか機会があったら記事にしたいと思っています。
音に関しては冒頭でちらっとお話ししたのですが中低音にパンチがあって結構しっかりした音が出るなーという感じです。中低音が出るせいか半面高音が出ないなーという所だと思いました。
結束バンドの『青春コンプレックス』を聴いて見ます。ベースがエネルギッシュですね。エッジが効いているのにそれでいて柔らかい感じも表現できています。これはいい。低音にパンチがあるのはエッジが効いているからでしょうね。押し出し感があります。
ボーカルも色気がありますね。歌い手の熱気が伝わってきます。真空管アンプはこういった所が得意な感じがします。何か魅力があるんですよね。その代わり欠点もあるんですがそれを補うくらいの魅力があると思います。全体的には高音出ない感じはバランスが低音よりに聴こえるだけで球を変えたり何らかの対応で直りそうな感じがしました。
いいですねー。買って良かった。面白いアイテムです。価格も安いし使い方さえ気を付ければ入門機になるでしょうね(オーディオ沼への)
今日はここまでにします。最後までお読みいただきありがとうございました。
まとめ記事を公開しました。⇒https://audiocolumn.com/manga/1872/
↓今回購入した真空管ヘッドホンアンプはこれです。多分コスパ高いです。
↓組み合わせで聴いたFiiO K7 DESK TOP DACです。実力機ですね。
↓組み合わせで聴いたsennheiser ie300です。