こんにちは!manotchです。それでは早速Sennheiser ie100 proを視聴したインプレッションを書きたいと思います。結論から言うと大分良い感じに聞けるようになったかな・・・です。

そうか、apple lightnig DACはイヤホン駆動が前提なのかもしれません。そりゃそうだな。携帯機器なのでヘッドホンで聞く方が増えてきたかもしれませんが大半はイヤホンですもんね。そっちのほうが設計としては良いかもしれません。低音が出てきて鳴り方も良い感じです。

Sennheiser HD555の時のラジカセっぽいといった音はラジカセメーカーさんに失礼かもしれませんがたとえ話で、低音が全然出なくて物足りない感じという意味合いになります。低音でないと面白くないですもんね・・・。

Sennheiser ie100 pro sennheiserのインナーイヤホンは3代目。2代目まではケーブルが耳元あたりで切れてしまった。耐久性に難があるのか取り扱いが良くないのか・・。

前回の音質の所で『リファレンス』という話がありましたが私は何らかのリファレンスを持ちたいと思っています。音を聞くときにこれがないと後であの音はどうだったっけ?って戻れなくなるからです。

その時に応じて変えるかもしれませんが携帯音楽も始めたばかりなのでSennheiser ie100 proとiphone11proとapple lightning DACの組み合わせをまずは『リファレンス』試聴機にしようと思います。

まあ、後は音がどうこう説明しても紙面を通じてこの文章を読んでくれた方に伝わるか分かりませんので大体こんな感じということを書きたいと思います。
後は読んでいて参考になる所でしょうか。

イヤホンのキャップを外したところ。スポンジのようなものが入っています。うぅ、取ってみたい。(笑)

Sennheiser ie100 proを付けてみて最初に思ったのは以前聴いていたSennheiser のイヤホンより遮音性が大分高くなった。です。静かで周りの音もだいぶ聞こえなくなります。一長一短かもしれませんが低音は出るようになると思います。後は周囲音が聞こえなくなるので音質的にはプラスの方向になるんじゃないかな。

後はSHURE掛けですね。このタイプは初めて買ったのですが最初はつけ方に苦労して面倒だったのですが慣れると外れにくいし外出して散歩しながらでも聞けるので良かったです。ie100 proは耳の周りのケーブルが少し硬めになっていて手で曲げると決まった形に固定することが出来ます。これは便利。

ケーブルの出来がいいと思いました。以前聴いていたSennheiserのイヤホンは耳元付近でケーブルが断線してしまったのですが(それでも2代目を買いましたが・・)この3代目のie100proは耳元のケーブルが丈夫そうなのでそこは良さそうです。

ケーブルを耳にフィットさせるように曲げられるのでフィット感がいいです。apple純正のイヤホンは耳にはめても落っこちそうなので殆ど使用していません。あれは何かちゃんとした装着法があるのかな。純正のイヤホンのインピーダンスを調べたら22Ωのようです。

Sennheiser ie100 proは25Ωだったのでちょうどこの辺のインピーダンスを駆動するのに適した設計にlightning DACの仕様も合わせているかもしれませんね。

ie100proとlightning DACの組み合わせ。大分いい感じになってきた。

ここでドライブ力とか言っていますが割と分かりやすい音の聴き方があるので紹介します。それはボリュームを上げていった時の音の大きさがボリュームに比例するかどうかです。ボリュームを上げても途中の段階で音が重たくなったり切れが悪くなったりひずんだりした場合はドライブ力に不足があると思います。

この聴き方を『リニアリティーを聴く』と呼びたいと思います。

リニアリティーが良いオーディオ機器は余裕があり、音も良いことが多いと思います。逆に言うとリニアリティーが悪いオーディオ機器はどこかが悪い、どこかで何かが起きている可能性があると思います。人間の耳はどこかが悪いという所に関しては感度が高いと思いますので試して見て下さい。

オーディオの聴き方は人それぞれあると思いますが私の場合の聴き方はどこかでまとめてみたいと思います。

今日はここまでにします。

By manotch

■自己紹介 manotch まのっち ■職業 以前、オーディオメーカーで回路設計と音質チューニングにたずさわってきました。専門はオーディオ用パワーアンプ、AVアンプ、デジタルアンプ、スイッチング電源など。現在もエンジニアとして仕事をしています。