前回はFiiO KA3 USB DACがどれくらいのインピーダンスをドライブできそうかというお話をしました。
聴いた感じではインピーダンスの推奨範囲が16~300Ωでsennheiser HD660Sの150Ωくらいまでは鳴らせそうでした。その為、一般的なイヤホンやヘッドホンであれば良さそうです。
今回はFiiO KA3を使ってデスクトップオーディオを組んでみましたのでそのレビューになります。携帯のオーディオとは違う面白さがありました。PCからストリーミングで簡単にいい音を楽しめるいい時代が来たものです。オーディオは楽しみ方が無限にありますね。
総集編をこちらに記事にしました。まとめて読めます!https://audiocolumn.com/earphone_ie100/1616/
音質を確認するときは基本的にはあるリファレンスを設定してそれに対しこの部分を取り換えると音質がこのように変わった・・・という聴き方をするのですが趣味のオーディオだと色々考えたことをあーでもない、こーでもないと試したり実験したりで脱線が多いのですが思わぬ発見もあって面白いです。業務だとそういう遊びは余りやらないですもんね。特に壊したり改造したり、はたまた量産性がないこと・・・とか出来ないです。そういうところが面白いのにね。(苦笑)
元々は携帯(iphone)の音質が悪すぎるのでは?と思ったことから始まったのですがこれはもう訂正するしかないです。使い方やオーディオ機器を組み合わせることで音質も格段に良くなり楽しめる感じになってきました。
確かにレコードやカセットテープ、CDと来て今はストリーミングで音楽を聴く時代が来たのですが音質やオーディオ機器は確実に進化していると思いました。レコードやカセットテープ、CDもそれぞれの良さがあると思います。その為、ストリーミングや今のデジタル機器はオーディオの進化の幅や楽しみ方の幅が広がったという感じです。
さて、FiiO KA3 USB DACを使ってデスクトップオーディオを組む方法ですがノートPCからUSB-USBケーブルを使用してFiiO KA3に接続し、KA3の3.5mm出力をsennheiser 100proに接続して聴いて見ます。
ノートPCの方で聴くと携帯よりぐっと低音に安定感があってスケール感も良い感じです。ノートPCは携帯に比べると電源のバッテリーが大きかったり、ACの供給があったりとその辺は電源に余裕があるからかもしれません。ただ、全体的に少しざらついたような耳障りがあります。これはPCの電源ケーブルを外すと改善しました。でもこれは少し気になります。携帯の方が音質的には全体的にきれいでこじんまりとしていますがこちらの方が今の所好みです。まあ、この辺は今後あれこれやっていくと変わると思います。
こちらはKA3の出力が真空管アンプで入力インピーダンスは100KΩとドライブ力がなくても済むのでKA3としては余裕だと思います。その為、真空管アンプで聴いた感じでは最初の時点から結構いい感じで鳴ってくれました。話は脱線しますがこの真空管アンプ、故障していたので修理して直したのですが修理屋さんに聞いたところ4~8万掛かると聞いたので修理してみようかと思い、オシロやテスターを使って直したのですが結局600円くらいで直りました。良かった良かった。浮いたお金で何買おうかなー。(何か間違っている)
おまけ
今まで分かった沼です。気が付いたら足していきます。
イヤーピース沼
ケーブル沼
ドングルダック沼
デスクトップオーディオ沼
今日はここまでにします。
総集編をこちらに記事にしました。まとめて読めます!https://audiocolumn.com/earphone_ie100/1616/