音のチェックポイントをいくつか決めましたので忘れないようにオーディオ的にどう聞こえるかを書いておきましょう。どのオーディオ機器でも使える方法と思いますので参考になれば幸いです。
『CA215さん』manotch、やっとオーディオ系サイトらしくなってきたじゃないの。
『manotch』元々オーディオ系サイトだよ!(ゲームサイトでもAIイラストサイトでもありません。今のところ・・・あははは)
『CA215さん』harmankardonのカーオーディオアンプのAIイラストによる擬人化です。ちょっと命令口調の多い方です。
目次
■音のチェックポイントのリストを作成してみる(ゲーム編)
自分の気に入った音で聴こえることが一番だと思いますので自由に決めてくださいね。良く、サウンドのレビューで点数表示するのを見かけるのですが点数表示より何かと比較してどう聞こえたかの方が参考になるのかなぁと個人的には思っています。
例えば点数が4.2の製品と点数が4.5の製品ってどれくらい違うのかちょっと良く分かりません。伸びやかで澄んだ音色の高音と切れの良い解像度の高い高音って、どのように点数化するのか難しそうです。どちらも個性があって甲乙つけ難いときは点数化する方がはっきりするかもしれませんがどうなんでしょうね。まぁ、どちらも主観的なものですから最終的に音決めするときは『どっちが良いと思うか』ですもんね。
下記の表はモンハンでゲームした時の記入例です。
モンハンですがここは歯車のような機械がぐるぐる回っています。どうやって動かしているんでしょう。
縦軸にチェックポイントの項目を記載しました。横軸はモデル名の場合です。ゲームをチェックするときに向いてるかな。
チェックポイント | Ashisavox EA-HF1 | Beyerdynamics DT990PRO |
ゲームスタートボタン | ドシーンという音に量感がある | 低音の量感は普通 |
肉の剥ぎ取り | 普通 | ちょっとリアル |
足音 | 自然な感じ。余り気にならない。 | 小さい音でもよく拾う |
拠点BGM | 聴き疲れしない | 奇麗に鳴る |
これを別の角度から見た時の記入例です。縦軸はヘッドホンのチェックポイントの項目に変更しています。ここは自分なりにアレンジします。
チェックポイント | Ashisavox EA-HF1 | Beyerdynamics DT990PRO |
装着感 | イヤーピースを変えれば中々良い | 長時間でも気にならない |
筐体の軽さ | 軽い | 普通 |
タッチノイズ | 余り気にならない。 | 余り気にならない |
ケーブル長さ | ちょっと短い | カールが伸びるので足りている |
■音のチェックポイントのリストを作成してみる(音楽編)
リスト作成の応用で音楽の場合ならこんな感じになると思います。チェックポイントは増やしてもいいし、自由です。この場合は縦軸を良くあるチェックポイントにしています。横軸はケーブルメーカーを変更したときの例です。ヒアリングしたとき気が付いたことをメモっておきます。
並べて比較することで後々、どっちが良かったか思い出しやすくなります。後は聞き忘れている点など抜けていないかがチェックできます。
課題曲 STELLAR-STELLAR | ⇒同じ | |
チェックポイント | ケーブル ベルデン製 | ケーブル カナレ製 |
低音 | くっきり、タイトな感じ | 豊かな感じ |
中音 | からっとして元気が良い。 | のびやかで自然 |
高音 | シンバルの音がリアル | 普通 |
周波数レンジ | 普通 | 広い |
周波数バランス | ややハイより | フラット |
情報量 | 多い | やや多い |
■実践編 モンハンでオーディオ機器の音をチェックしてみる
それでは実際にモンハンをプレイしながらチェックポイントを確認していきましょう。
リファレンスはDAC FiiO K7 直結でヘッドホンです。音楽を聴いているときは真空管ヘッドホンを入れる方をリファレンスにしていましたが、今回はシンプルな構成にしてチェックポイントの比較をしています。一応以前のリファレンスの再生系を載せておきます。色々電源周りをやっているので難しそうに見えますが、実は単純です。現在は①のノートPCがデスクトップPCになっています。後は③のヘッドホンアンプは無しにしてます。最新版が決まったらまたアップデートしようと思います。
さあ、モンハン、ゲームスタート!!ちゃーちゃらららららー。(BGM)
こうして比較していくと、よりはっきりどちらが好みかとかこっちを使おうか?とか分かりますね。
チェックポイント | Beyerdynamic DT990PRO | Sennheiser HD660S |
ゲームスタートボタン | 低音の量感があるがやや少ない | 低音の量感は普通 |
肉の剥ぎ取り | ちょっとリアル | 普通 |
足音 | 小さい音でもよく拾う | 自然な感じ |
拠点BGM | 一つ一つの音がクリア | 雰囲気が良く音場が広がる |
私の場合、ゲームに求めるのはその場にいるような臨場感ですのでSennheiser HD660Sの方が『拠点BGM』の雰囲気が良く音場が広がる・・・という所がポイントですね。モンハンの音に関してはHD660Sに軍配です。(注:音質ではないです。好みかどうかですね)
DT990PROはFPSのようなリアルな音とか重要そうですのでそっちに向いていそうに思います。では次にヘッドホンの使用感はどうでしょう。
チェックポイント | Beyerdynamics DT990PRO | Sennheiser HD660S |
装着感 | 長時間でも気にならない | 長時間だと耳に当たる感じが気になる |
筐体の軽さ | 普通 | 普通 |
タッチノイズ | 余り気にならない。 | DT990PROより大きい |
ケーブル長さ | カールが伸びるので足りている | 3Mくらいあるので余裕 |
これを見ていくとHD660Sはゲームにマッチしている音ですが使用感に関してはDT990PROに軍配です。まぁ、短時間ならHD660Sで良さそうに思います。しかしHD660Sはこういう雰囲気のいい感じを出すのがうまいなぁ。バンドの演奏もいい雰囲気で鳴らしますしね。
■イヤホンとヘッドホンの聴き比べ結果をまとめる
モンハンで結果の良かったイヤホン(Ashidavox EA-HF1)とヘッドホン(Sennheiser HD660S)を比べてみることにしましょう。
『EA-HF1さん』それでは結果発表しますね。まずは、ゲームに対してのインプレッション。
チェックポイント | Ashisavox EA-HF1 | Sennheiser HD660S |
ゲームスタートボタン | ドシーンという音に量感がある | 低音の量感は普通 |
肉の剥ぎ取り | 普通 | 普通 |
足音 | 自然な感じ。余り気にならない。 | 自然な感じ |
拠点BGM | 聴き疲れしない | 雰囲気が良く音場が広がる |
『manotch』こうしてみると自分の好みがわかるなー。聴き疲れしないで雰囲気が良く、音場が広がるタイプが好みだね。特にゲームはその傾向が強いみたい。
『EA-HF1さん』次にオーディオ機器としてのインプレッション。
チェックポイント | Ashisavox EA-HF1 | Sennheiser HD660S |
装着感 | イヤーピースを変えれば中々良い | 長時間だと耳に当たる感じが気になる |
筐体の軽さ | 軽い | 普通 |
タッチノイズ | 余り気にならない。 | DT990PROより大きい |
ケーブル長さ | ちょっと短い | 3Mくらいあるので余裕 |
『manotch』まぁ、イヤホンとヘッドホンは直接比較すべきものじゃないかもね。好みだし。個人的にはゲームはヘッドホンの方がいいかな。やっぱりsennheiser HD660Sのように外側にふわっと広がる臨場感はイヤホンでは中々出にくい感じがする。一方FPSなんかは音にも集中したいのでイヤホンがよさそうに思うけど。しかし、ある程度やりこまないと分からないかもね。
■次回予告 スピーカーを鳴らしてモンハンを楽しもう
イヤホン、ヘッドホンときて最後はスピーカーになります。スピーカーいいですよねー。しかし、ボリュームを上げるとクレームが来そうなので程々です。(苦笑)
『HD660S』あれ?私の擬人化はまだなのかにゃー。
『manotch』うわっ。きもっ!HD660S!あなたも擬人化するんかい。しかも、語尾がにゃーって何?!
妙なキャラクターやめてよね!個人的にはスキのない優等生のイメージなんだから!
おっと、今日はここまでにします。最後までお読みいただきありがとうございました。
ま、また来て下さいね。
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