USBケーブルダブルブラインドABXクイズUSBケーブルダブルブラインドABXクイズ

USBケーブル ダブルブラインドABXクイズ(人間&AI)を作成しました!

楽しんでクイズにチャレンジしてみて下さい。結果は後日報告させて頂きます。※Xでの告知前ですがフライングOKです。一番乗りお待ちしております。途中経過は都度お知らせします。

左)ユイちゃん。凄耳の女の子。
右)リンさん。実験好きで理性的な女性。
左)ユイちゃん。好奇心旺盛。凄耳の持ち主。
右)リンさん。実験好きで理性的。音の事は良く分からない。

1.USBケーブルダブルブラインドABXクイズ(人間&AI)について

「デジタルデータ(0と1)が全く同じなら、USBケーブルを変えてもオーディオ機器の音質が変わるわけがない。変わると言うならプラセボ(思い込み)だ」

これはオーディオ界隈で根強く支持されている説です。 しかし、本当に「データが同じ」であれば、アナログ変換されて出力される音も100%同一なのでしょうか。

市販の一般的なUSBケーブルを使用します

現在、「音質」を考慮したとするUSBケーブルがオーディオメーカーから各種販売され、実際に「音質が変わった」という検証事例も数多く見受けられます。

そこで当ブログでは、同一のオーディオ再生系において「USBケーブル絶縁性能 高」と「USBケーブル絶縁性能 低」という2種類のUSBケーブルを設定し、同一条件で録音したMP4動画を作成しました。

ケーブルの絶縁性能というと難しく聞こえるかもしれませんが、身近な例で言えば、USBケーブルなどのデジタル伝送ケーブルに使われる黒い筒状の物体(フェライトコア)などがあります。

あれはノイズの低減効果を狙った、伝導ノイズの絶縁性能を上げるためのアイテムです。

※黄色の丸で囲んだ部分がフェライトコアです。

フェライトコアの写真
フェライトコアの写真

ご自身のオーディオシステムと耳だけを頼りに、この2つの音の差を聴き分けて当てる、ダブルブラインドABXクイズ(二重盲検テストとも呼ばれます)に挑戦してみてください。データ自体は完全なビットパーフェクトです。

また、初の試みとして同じ音声データをAIにも渡して回答してもらおうと思います。AIはケーブルの外観や価格などプラセボ(思い込み)の影響を一切受けないというメリットを持っています。どのような結果になるか、興味深いところです。こちらも後日、結果を発表させて頂きます。

2.検証の前提条件に付いて

今回のテストは、音楽の好みやドロップアウト(音切れ)による影響を完全に排除するため、「2.5kHzの小さいピーという正弦波信号(リファレンス音)を連続再生しつつ、そのバックグランドに聞こえる残留ノイズの質などが聴き分けられるか」をターゲットにしています。

実際に試聴して頂くのは、物理層(電気的絶縁性能)が異なるUSBケーブルの音声(アナログ出力信号)です。下図の測定系(ブロック図)でUSBケーブルの設定を①②に変更して録音しました。※録音機はZOOM H4 ESSENTIAL。DACのRCA出力を外部入力方式で録音し、条件は完全に同一です。

USBケーブルダブルブラインドABXクイズに用いた測定系
USBケーブルダブルブラインドABXクイズに用いた測定系

事前テストとして信号発生ソフト「WaveGene」を使用し、どちらのケーブルでも正弦波信号が出力されることを確認しています。従って、オーディオ信号としてのデータ転送はどちらも正常(ビットパーフェクト)です。

図で示した接続系は、PCの音楽とマイク音声をオーディオインターフェイス内でミックスし、再びPCに記録・配信する、いわゆる「ループバック」の環境をイメージしています。

実は、ゲームやYoutuberの配信などで一般的なこのループバック接続は、PCとオーディオ機器間でグラウンド(GND)のループが形成されやすく、PC側のノイズをUSBケーブルがアンテナのようになって拾ってしまう「ノイズトラブルが起きやすい環境」でもあります。そんな訳でUSBケーブルのノイズ絶縁性能が試される、うってつけのテスト環境と言えるでしょう。

絶縁性能を変える方法としては、①USBケーブルにアイソレーター(ノイズ絶縁性能が高い回路)を挿入、②アイソレーター無しで直結(ノイズ絶縁性能が低い)という比較を行っています。

もし「USBケーブルに伝送されるデータが同一であれば音は同じだ」という説が正であるならば、ノイズ絶縁性能が変わっても、ビットパーフェクトであれば音は全く変わらないはずです。果たして結果はどうでしょうか。

USBケーブルダブルブラインドABXテスト動画タイトル
USBケーブルダブルブラインドABXクイズ動画タイトル

3.【重要】試聴時の音量に関するお願い

オーディオ機器の微小な残留ノイズを比較するため、音量(信号及び残留ノイズ)が小さく録音されています。

周囲の静かな環境を選び、ボリュームを小さいレベルからスタートし、2.5kHzのピーという信号音が「通常音楽を聴いている程度の音量」になるまで十分上げてから、ヘッドホンまたはイヤホンを着用の上ご試聴ください。

微小なノイズの比較なので、バックグランドの残留ノイズが聴き取りにくい場合は音量をさらに上げていただいても構いません。 ただし、あまりにも音量を上げすぎると耳を傷めたり、機器へ悪影響が発生する恐れがありますので、必ず安全な音量に留めてください。

4.ブラインドABXクイズ 全8問

このテストの目的は「オーディオ界隈の活性化と技術的な知見の蓄積」です。

動画では「サンプルA」→「サンプルB」→「謎のサンプルX」の順で音声が流れます。 AとBのどちらかが「絶縁性能 高」、もう一方が「絶縁性能 低」です。 最後に流れる「X」の音が、AとBどちらと同じ音かを聴き分けてください。A,B,Xはランダムシャッフルしています。

※REWなどの波形解析ソフトを使用しての回答はご遠慮ください。
※個人情報につながるような結果は公開されません。リラックスして臨んでください。

【お願い】他の方がフラットな状態で楽しめるよう、X(Twitter)等でのネタバレはNGです。

【全8問】正解数と判定基準

より統計的な信頼性を高めるため、今回は全8問を用意しました。 全問正解(あるいは有意差が証明される7問正解)を目指して挑戦してみてください。

・8/8問正解(100%): 【合格】高い識別能力(偶然当たる確率は約0.4%)
・7/8問正解(87.5%): 【合格】科学的な有意差あり(偶然当たる確率は約3.1%)
・6/8問以下: 統計上は偶然の範囲内

■ 聴き分けるためのヒント (注意深く)

1.「ブーン」という低いハム音
2.「ぼっ、ぼっ」という低い異音
3.「ピー音」の歪み感やバックグランドのざわつき音

回答方法とフォーマット

以下のフォーマットをコピーして、ブログの「お問い合わせフォーム」、またはX(Twitter)のDMから送信してください。 (※ブログのお問い合わせフォームから送信いただく際、メールアドレスの入力が必須になります。匿名希望の方はXのDMをご利用いただくか、捨てアドレス等をご活用ください。例えばi@i.jpというような架空のメールアドレス形式を入れて頂ければ、前回のブラインドクイズの時も届きましたのでそれでOKです。タイトル(題名)などは適当で良いです。

【回答用コピペフォーマットここから】

クイズ:XはA,Bどちらと同じ音か? (選択肢: 1.XはAと同じ / 2.XはBと同じ / 3.分からない / 4.その他)

問1:
問2:
問3:
問4:
問5:
問6:
問7:
問8:

AとBの具体的な音の違い(分かる方のみ): その他、感想や再生環境など:→あると助かります!

【回答用コピペフォーマットここまで】

5.それではクイズスタート!

問1

問2

問3

問4

問5

問6

問7

問8

試聴お疲れさまでした。 ブログのお問い合わせフォーム、またはXのDMへの回答をお待ちしています。

どれくらいの方が聞き分けられるのか楽しみです。投稿が0の場合は、嫁にテストを依頼します。(またかい!)

左)ユイちゃん。凄耳の女の子。
右)リンさん。実験好きで理性的な女性。
左)ユイちゃん。好奇心旺盛。凄耳の持ち主。
右)リンさん。実験好きで理性的。音の事は良く分からない。

6.補足:USBダブルブラインドABXクイズ検証環境

ここで、実施したUSBケーブルブラインドABXクイズの検証環境について補足しておきます。

結論から言うと、国内外で知名度の高いメーカー3社(バッファロー、S.M.S.L、FIIO)のエントリークラスからミドルクラスまでの各DACで検証し、それぞれ得られた音声データには3モデル全てに明確な音の有意差がある事を突き止めています。今回はその中から、最も顕著な結果が出た1社を選んで出題しています。

それではご応募お待ちしております!結果をお楽しみに!

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By manotch

■自己紹介 manotch まのっち ■職業 以前、オーディオメーカーで回路設計と音質チューニングにたずさわってきました。専門はオーディオ用パワーアンプ、AVアンプ、デジタルアンプ、スイッチング電源など。現在もエンジニアとして仕事をしています。 開発経験DC~110GHz。