今さらアニメのダンジョン飯⇒ゆるキャン△の順で見ていたのですが、総括すると、ダンジョン飯とデジャブ感あるなー。(ナレーションが)です。何それ?と思った方。見てみて下さいね。

著:あfろ
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■使っていない配線ケーブルは基板のコネクタから完全に抜こう

さて、先週からPCオーディオをいじくっていて、結構良かったので続けてビデオカードの補助電源ケーブルもツイスト1ペアリケーブルしてみようと思います。PCオーディオにノイズ対策は結構有効かも。

PC筐体内の配線も随分シンプルになりました。最初は下記の写真でしたが・・・。

下記の写真になりました。使っていないフロントパネルのUSB用配線とか全部抜きました。オーディオの使っていないフロントパネルに接続されていたケーブルも抜きました。ケーブル類が大分なくなりましたよ!シンプルになっています。これ、音も良くなる傾向に思います。後で比較すると何というか、んっ?っていう違和感が減って雰囲気が良くなったという印象です。経験則ですが配線がシンプルだと音が自然な感じになっていくんですよね。

ワイヤリングして音を整えます。線の長さはベストではないと思いますがとりあえずバンドで固定しておきます。

後で片側接続していないケーブルをスペアナでノイズがどれくらい乗っているか見たのですがオープンなのでアンテナになってノイズが盛大に飛んでいるようなんですよね。これは音的に宜しくない。やはり、不要な配線は完全に抜いたほうがいいかもです。フォロワーさんによると、コネクターのピンまでカットする方もいらっしゃるとか。ただ、そこまでするのは後戻りできない対策なのでちょっとやりにくいですよね。

一般的にアンテナの感度は大きさによるところが有るので例えば50センチのケーブルと5mmの長さのピンではノイズを拾う感度が全然異なると思います。個人的な感覚ですが数ミリのピンであればほぼ影響ないかなというイメージです。近接プローブというアンテナの一種のような測定治具を買ったのですが小さいもほどノイズを拾いにくくなります。スペアナについているロッドアンテナは長いのでノイズを良く拾います。

Xにオープンのケーブルの先端付近のノイズを測定した動画をアップしておきました。

■注意。コネクタ許容電流は1pinにつき9A

基本的にはCPUの電源ケーブルと同じで1対のツイスト線に撚って接続するのですがフォロワーさんにアドバイス頂いたので注意書きです。ご指摘ありがとうございます。

【注意書き】

ケーブルの許容電流とコネクタの許容電流に気を付けよう。です。

特にコネクタ部分は許容電流がMolex 5556のコンパチ品という事で仕様を確認すると9Aでしたので目安としてはそれを下回るのが良いと思います。カタログには線径などで変わるという記載もありますが電子部品の許容電流は主に電流を流した時、温度上昇が大丈夫かどうかで決まります。

私は手で温度上昇を感覚的にまぁ大丈夫だろうとか見ていたのですがやはり基本的には仕様に基づくことをお勧めします。

CPUでいうと1本のコネクタに9Aですから12Vだと9×12でTDP108Wですね。それ以下ならまぁツイスト1ペアでいけそうです。私の現行CPUはTDP65Wなので大丈夫そうです。

TDP108W以上のCPUのリケーブルでは2ペアにするとかお勧めしておきます。これならTDPが216Wまでいけそうです。この辺は温度上昇との兼ね合いですが自己責任でお願いしますね。

ループの観点や配線のシンプルさからいくと1ペアが最も良さそうに思いますが、直流抵抗の観点から行くと2ペアだと半分ですので音にも一長一短が出ると思います。この辺はまだやったことがないのでどちらがいいかは分かりません。機会があったら試してみようと思います。

■ビデオカードの補助電源ケーブルをツイスト1ペアリケーブルしてみる

ビデオカードの電源ケーブルですがCPUの電源ケーブルとは互換性はないです。ただ写真で見ると黄色がプラス、黒がマイナスとなっています。注意すべきは黒側は単純にグランドという訳ではなくセンサーと呼ばれる端子があります。ただ、PCI-Eのピン配をみるとセンサー端子をグランドに落とすことでTDP175Wまで行ける仕様のようです。(グラントに落とさないと75Wに落ちるが動作はする)

つまりビデオカードの性能をフルに生かそうと思ったら黒側は全てグランドに接続する必要がありそうです。そこで写真のケーブルをリケーブル用に改造したいと思います。リケーブル用に購入したのはこちらです。

手持のATX電源はPCI-Eケーブルは12PIN⇒(6PIN+2PIN)が2セット並列という仕様ですが1セット分の6PIN+2PINは何も接続する先がありません。そこで下記の写真のように改造してみました。はい、こちら!

凄くシンプルになりました。えっ?これでいいの?というあなた。そうなんです。元々電源なのでプラス12Vとグランドの2本の線があれば動作します。許容電流が許せばこれでも良いと思います。

それでまず、12PINの方ですが左から3列目の黄色と黒色の配線1ペアを残し、後は思い切ってカットしてしまいます。そして6PIN+2PIN側については残った1ペアのケーブルは残し、それ以外の黄色ケーブルは全てカットしてしまいます。それから黒色のグランドのケーブルの所はもう少し詳しく解説すると・・・。

下の写真のように黒色のグランドケーブルが2本つながった状態になっているので一番上部でカットします。

コネクタですが1ペアになっている黒色のケーブルを除いてグランドの4本の黒色ケーブルを全てはんだ付けでショートしてしまいましょう。

完成するとこんな感じになります。

そうそう、何もしないと撚線になっていないので下記の写真のように撚ります。これでツイスト1ペアリケーブル線の完成です。ビデオカードの12PIN電源用コネクタとレセクタプルのキットが見つかっていないので入手可能か調査中ですが今回はこれで良しとします。

ビデオカードの方のTDPは最大175Wなので14.5Aという事で補助電源に半分流れるとすると7.25Aなのでコネクタの許容電流9Aに対してマージンが余りないですが、ギリギリ良さそうかなと思います。手で触った温度上昇の感じは良さそうでした。

ビデオカードの負荷が高くなりそうなモンハンやりながら確認する必要があるかなぁ(汗)ここは2ペアにする必要があるかもしれませんので残課題としておきます。

■ビデオカード電源ケーブルのツイスト1ペアリケーブル、音のインプレッション

先回、CPU電源ケーブルのツイスト1ペアリケーブルの音のインプレッションを記事にしましたがビデオカードの電源ケーブルのリケーブルはどうでしょうか。今回は線材は変えていないので単純に4本平行線から1本のツイストに変更したときの音になります。

1ペアツイストにすると音は何かふくよかで雰囲気が良くなった感じがしますね。耳障りが悪く嫌な感じが減るように思います。これって他のマザーボードの配線もやるともっと良くなるのかなー。

反面、高音の伸びは抑えられるような。少し抑制的な感じがあります。線材のストレスかなぁ。撚った直後なのでストレスがあるかもしれません。暫くエージングして様子を見てみることにしてみましょう。

次の日に聴いた感じでは気になった抑制的な感じが小さくなったと思いましたのでとりあえずふたを閉めてみます。ベルデンのように最初から撚ってあるケーブルの方がストレスに関しては経時変化で落ち着いていると思うのでケーブル類は少し慣らして様子を見た方が良いかもしれないと思いました。

【おまけ】

CPU電源ケーブルのリケーブルですが、ベルデンのような撚線の他に同軸タイプのスピーカーケーブルでリケーブルしたらどうなるか試してみたくなりやってみました。

写真はMogami モガミ 3082 15AWG 同軸スピーカーケーブル 1m単位 切り売り。です。

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同軸型のケーブルは信号線の周りをグランドの網線がぐるっと周りを一周しているので信号から出るノイズを外部に漏らしにくいという効果があります。ノイズ対策はばっちりかもしれませんね。

ところが。被覆を向いていざコネクタのレセクタプルを取り付けようとしてもグランド側の網線がうまく取り付けが出来ません。

こんな風にグランドの線を2分岐させて、信号ラインと3本にしてコネクタに取り付けようとしましたがショートしそうなのでどうしたものか考えている内に時間切れとなりました。収縮チューブとかで保護する必要がありそうです。このままではその内、ビデオカードを壊しそうです。ちょっと怖いのでやめました。この方法、このままではお勧めは出来ないですねー。なので一旦ボツ。(苦笑)

今日はここまでにします。最後までお読みいただきありがとうございました。

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By manotch

■自己紹介 manotch まのっち ■職業 以前、オーディオメーカーで回路設計と音質チューニングにたずさわってきました。専門はオーディオ用パワーアンプ、AVアンプ、デジタルアンプ、スイッチング電源など。現在もエンジニアとして仕事をしています。